デラロサ自習室

必要なのは答えではなく、「なぜ?」という探究心だ

たくさん べんきょうスィました

標高4095メートルのロウズピークを踏み、お得意の大深度潜水で水面下40メートルのアニラオの珊瑚の海に魅せられPADIマスターライセンスを取得。サイパン島上空8000フィートからパラシュート降下し、4カ国、計6回のフルマラソンと3回のトライアスロンを完走した。陸軍本部に潜入し特殊部隊員に射撃の手ほどきを受け、38度線の共同警備区域をのぞいてみた。ロンドンのソーホーのボッタクリバーで怖いお兄さんに囲まれたり、急性アルコール中毒で貸切の東京消防庁の専用車で北里研究所病院へ救急搬送された。ボロい自宅に招かれて上海蟹をご馳走になり紅双喜をふかし夜通し飲み明かし、いつの間にか掴まされた人民元の偽札をたばこ屋のババアに掴ませたがばれて猛ダッシュで逃げたこともあった。パリでアンチャンにお金とタバコをカツアゲされ、ローマでスリにカモられた。ブダペストのエロいバーでまたぼったくりかよトホホ。マウンテンバイクでマラヤの熱帯雨林を駆け回り、4万キロを走破してきた。クアラルンプールの国家登録省で婚姻手続きを行い、駒沢女子大で受験したTOEICは950を記録し、フェアモントバルセロナレイファンカルロス1世ホテルのボールルームで120名の聴衆を前にスピーチで沸かせた。丸の内や銀座をマリオカートで疾走し、御岳渓谷でラフティング。短編小説で原稿料をもらったこともあるんだぜ。PCR検査でまさかのポジティフ判定を喰らうがパリツウなオレは首尾よく○○○○○を入手し合法的な帰国を果たす。通算11年半の海外生活と、30カ国・地域への旅を経てあいかわらず残念なオレは今日またDデイ、知的冒険の日を迎えた。よぉしらんけど

 

 

 

オーケー。今日もいつものようにチェックリストを準備、確認してから淡々と目標に取り組み今日も無事にミッションを達成しオウチに帰りトップバリュの安酒で開放感に浸りまくるのだ。そこまでが遠足。冴えねえおっさんがビビっていてもキモいだけ。誰も助け舟は出してくれはしない。いままでやってきたようになんとか今日も自分で切り抜けるのだ。コケても命まで取られるわけでなし、まぁいつものように行けば無問題だ

 

 オゥイェア。イッツゴナビーオウサム!

 

Dデイ本番直前最終チェックリスト

 

☑ 緊張は戦うための本能、自然な反応。かつて人類が過酷な環境を生き抜いてきた名残だ。緊張により心拍数を上げ、発汗し戦うための身体能力を引き出す。適度な緊張は集中力やパフォーマンスを向上させて結果を残すためには重要だ。緊張を冷静に受け入れ、コントロールし、持ちうる能力を出し切る。メリハリをつけるために深呼吸やストレッチも適宜取り込もう

 

 

☑ 合格点を越えることが目的だ。満点を狙う(ありえない)こととか、いかに少ない勉強時間で合格できたとか、試験中如何に焦ったけどなんとか合格できたかというような武勇伝(マウンティング)のためではない。承認欲求クソ喰らえ、おれはその高みにある自己実現の欲求の充足のみに価値を置く。できる限りの準備はしたし、現在持ちうる能力でベストを尽くして、確実に合格点を勝ち取る

 

☑ 捨て問対応について。9年分の過去問の統計分析から、マークシート方式の最高得点は204/220。正答率92.7%。受験対策のプロや、日本語教師として活動しているプロも含めての結果。逆に見ると、7~8問は、いわゆる捨て問。捨て問は、十分に勉強してきた受験者でも自信を持って回答できないようなもの。問題作成者が意図的に組み込んでいる問題である。まったく見たことのない問題、解ける気がしない問題、取れなくても仕方ない問題は時間のムダなので、さっと選択肢を検討し確実に答えではなさそうなものを対象から外し正答確率を高めた上で処理する。回答欄間違え防止と、確率1/2~5 (20~50%)の得点チャンスを残すため空白のまま次に進まず必ず何らかの回答を記入する

 

☑ 選択肢の検討については以下の通りに下処理を行う

 ✗ 確実に答えでないもの

 △ とりあえず保留

 ◯ 答えなもの

 この下処理で、正答をまた2択程度に絞り込めるはず

 

☑ いまいち自信の持てない回答をした問題には問題番号に△でマーキング、時間が余った場合、優先して見直すための目印だ

 

☑ 落としてはいけない問題は確実に得点する

 ・転記ミス

 ・問題の読み違い(当てはまらないものを選択する問題とか)

 ・選択肢の選択のケアレスミス(わかっている問題にありがち)

 

☑ 試験Ⅰ時間配分   問題1と2の20問    20~25分

         問題3の20問           20~25分

                     折返し

                              問題4~7の20問 15分

              問題8~11の20問 15分

              問題12~15の20問 15分

 

☑ 試験Ⅱ 聴解問題は短期記憶と問題処理用のワーキングメモリを最大限に活用することが必要だ。一回しか流れない音声に全集中!まさにワンチャン。試験前にチョコ補給しておくこと

 

☑ 試験Ⅲ時間配分

         20問ごとに20分、計80分

         記述40分 計画15分。記述15分。見直し10分

 

 

 

本件については以上。健闘を祈る

 

 

 

 

 

もちものリスト 机の上に出せるものは 鉛筆、シャーペン、消しゴム、鉛筆けずり のみ

試験中は荷物は足元に

 

☑ タオル

☑ ストレッチ

☑ 勉強ノート

☑ 鉛筆削り

☑ 時計

☑ 目薬

☑ 爪切り

☑ ウエットティッシュ

☑ マスク

☑ 行動食(おにぎり2個、ペットお茶、ブロックチョコ、エナジードリンク

サロンパスローション

☑ マッサージツール(モスクワのデカドロンで買ったやつ)

 

 

 

Dデイ&アフターマス

2023年10月22日(日)Dデイ

 

 

第220日目、いよいよ試験本番。こういう朝は落ち着かないのでさっさと家を出た。秋晴れの気持ちの良い空の下、昨日下見しておいたルートでチャリをのんびり流す。ちょっと時間有るしせっかくだから、なんとなく思いつきで八事山興正寺公式参拝。山門越しに重要文化財五重塔とそのまえに鎮座まします大仏様というインスタ映えする構図で記念撮影。こういうのは縁起物だからねと、大仏様へ合格祈願。はて?お寺で合格祈願って意味があるのかと思い家に帰って公式ホームページを確認するとしっかり事業内容一覧に記載されていて一安心。行っておいてよかったぜ

 

試験会場の名城大学八事キャンパスにはおそらく1000人ほどの受験生が集う、8割が女性、6割が学生さんというような感じだ。年に一度のハイステークステストだけに日当たりのいいキャンパスのベンチで皆、参考書やノートに目を落とし最後の追い込みに勤しんでいる。ぼくもおもむろに潔くギュッと絞って一冊だけ持ってきた自習ノートを開いてみるものの、字面だけを追うだけでもうまったくアタマに入ってこない 受験会場という特別な雰囲気の中はすでにイベントの時間で、もう試験勉強しめくくりフェーズではない。心ここにあらずで5分程であきらめ、ノートを閉じキャンパスを散策した。テストを受ける302講義室は、大学らしく固定椅子の3人掛けの講義机が整然と並ぶ。狭っつ。これは想定の範囲内。前もって図書館の会議机で一日勉強に取り組んでおいたし、ストレッチの効果的なやり方を印刷してノートに貼り付けておいた

 

試験官による試験の説明、答案用紙、問題用紙が配布され試験時間まで静かに10分ほど待たさせる。うわつ、この張り詰めた緊張感たまんね。アドレナリンどばどばって感じだ。試験Ⅰ。100問、90分。基礎的な内容が中心。過去問を44回繰り返し、流石に飽き飽きしていたところに久々の初見問題。ぐぐっとくるやりごたえがある。熟達度評価らしく、なんじゃこりぁ?という聞いたことがないような問題も数問あったが、時間ギリギリなんとか戦いきった。解答のペース配分を綿密に事前計画しておいてよかったぜ お昼休みは、温かいおひさまの届くキャンパスの庭で日差しを楽しみながらのんびり昼食をいただく。エネルギーを充足することが目的の行動食。最後にオレオとエナジードリンクで仕上げる。念のため準備しておいた眠気覚ましのブラックコーヒーと、スニッカーズは残した。もう詰め込み勉強する気分でもなく、気持ちの良い秋を楽しみながら散歩してリフレッシュした

 

午後は、ちょっと暑くなってきたのでこういうこともあろうかとレイヤリングを一枚脱ぐ。試験Ⅱ。聴解問題。40問、30分。89回目。うわっ、難し。思ったより出来なくてショボーン。最後、試験Ⅲ。応用と記述問題、80問、120分。これも45回目、ペース配分悪くなく予定通り答案用紙を埋めきった。試験終了時間が近づくにつれ、うわーもうすぐ終わると、緊張感が開放感に変わっていくのを感じられる。答案用紙の回収と確認の作業の間、筆記用具を片付けながら試験終了の案内を待つ開放感ととにかくやり終えたという充実感がタマランわ 帰り道。ドッと疲れがでた。ノーミソって疲労するんだね。普段いかに使ってないかを自覚した。ブドウ糖補給してー。八事駅の駐輪場でチャリを回収。夕暮れ時に上弦の月がぽっかり浮かぶ美しいマジックアワーだ。せっかくだからと名古屋グルメの味仙へよって生中で一人密やかに小さな打ち上げ。唐辛子がピリッと効きすぎじゃないかと思われる台湾ラーメンはみんなむせていてワロタ

 

地方に飛ばされ、淡々と過ぎていくサラリーマン人生に、いまさら使う当てのない外国語や、資格なんかとってもしょうがないけど、なにもしないのも手持ち無沙汰だなぁ。だったら一周回って普段使っている日本語を再整理、再認識しよう。人に教えるにはまず自分が理解しておく必要があるねということで選んだ受験テーマ。文法だけにとどまらず、外国語教授法、教育学、第二言語習得理論、異文化コミュニケーション、社会言語学、最後まで点数をまとめきれなかったけど結構ハマった音声・音韻学など多岐にわたる試験範囲で割と興味深く取り組めた ゼロから始めて1年弱でも合格ラインが見えてくるという程よい難易度と年に一度という希少性。17,000円というドブに捨てるにはもったいなさすぎる受験料も相まって最後まできちんと取り組め充実感を得た。フルマラソン完走に匹敵する挑戦だ

 

メルカリで仕入れた過去問、参考書に加え、ユーチューブの無料動画で十分に戦えるな。授業に出て質問もせずに聞いてるだけなら独学でも変わんないよね 合否については正直わからん。出来たような気もするし、問題Ⅱがコケたし、引っ掛け問題に引っかかって甘くないような気もする。いまさら考えてもしょうがない。1週間後にネットに出回るであろう解答速報と照らしあわて一喜一憂する楽しみが残っているし、結局はクリスマスの頃送付される結果を待つしかねえ。こういう葛藤も含めてエクスペリエンスだね

 

本取り組みにおいて、自律的かつ能動的な学習目標の設定と学習習慣の形成をなし得たことは学習者本人のメタ認知と学習効果へのプラスの効果が期待できる。また、このプラスのサイクルを繰り返すことにより継続的な学習態度の維持という効果も期待でき、多様な学習テーマへの発展的応用も期待できるはずだというような、記述問題の答案に似せた、漢字を多用し、抽象的な概念を多く含み、論点が不明確なChatGPTの生成AIのような言語明瞭、意味不明瞭な結論にて本論を終える

 

 

10/23(月)開放感とともにぽっかりやることなくなっちゃって燃え尽きた。まぁ、でもしばらく疲れを癒そう。はま先生、答え合わせサイトで78~83+31+63→172~177。

 

10/25(水)   ももこ先生の問題Ⅱの解答速報では30点

10/26(木) ヒューマン速報 問題Ⅰ 80 +問題Ⅲ 65 → 145

10/28(土) 東京明星学院 問題Ⅰ 78 + 問題Ⅲ 65 → 143

10/30(月) アルク 72 + 30 + 66 → 172

 

試験後1週間ちょいで速報でそろう。まぁ、開票率30%くらいでの当確宣言みたいなもんだろ。クリスマスを楽しみに待とう。同期受験のTwitterアカウントをフォローしまくる。みんな頑張ってんな、ただ合格圏の人のみがドヤtweetの感はある。これすげえ時間がすいとられる、ま、今はいいや

 

試験対策用の参考書や問題集ほぼ手放した。試しに出してみたR5の問題集3時間位で売れちゃった。来年まで待てばCDと解答付きの問題集が発売されるのに、早く見たかったので出品ありがとうとのこと。色んな人がいるもんだなあ。試験本番の解答は控えているので後日、解答・解説が出揃ったところで復習しておこう

 

次は日本語検定試験1級にターゲットが絞れてきた。本屋で問題集立ち読みしたら、結構解ける。日本語というテーマが同じだからあたり前か。11/12の試験後、問題集などがメルカリに出品されるのではないかと期待している。漢検1級は6000文字を覚える必要があるようだ。これは実用性がなさそうでパスもしくは将来のテーマ。日本手話、図書館で本を借りてみたが、イマイチ興味わかず、深まらず。これは使わない言語だな。いままでも使う機会はなかったし、これもパス

 

使わない言語や資格に手を出してやってます感に浸るのは避けよう。日本語を軸に進めていこう

 

11/6(月) 来年度より日本語教員試験が始まる。現職でない場合は日本語教育能力検定試験合格のメリットはないのか。筆記試験+教育実習がいるんだと。しゃーない。また挑戦するか。

 

日本語教員試験試行試験実施概要

https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/kokugo/nihongo/nihongo_119/pdf/93904601_07.pdf

 

またR6年度も日本語教育能力検定試験は継続しそうですが、こちらの試験合格の意義が現状なさそうです。R5年度までに合格して、R11までに1年の勤務実績を作れば登録日本語教員としての試験を一部免除される案で11.2現在進んでいる。以下のリンクの2ページ目のE-2のケース

https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/kokugo/kikan_toroku_wg/wg_05/pdf/93963401_05.pdf

 

 

11/6 日本語検定の参考書と単語集を買ってきた。うわっ、暗記試験?

ま、でもそろそろ再始動するか

 

11/14 勉強している、頑張っているというプロセスに自己満足せずに資格を活かして社会で結果を出す

 

11/28 結構ヒマ。プライベートの時間はパソコン、ゲーム、iPad、地デジ、NetflixYoutubeKindle Unlimitedの繰り返し。飽きたなぁ

 

言語学習においては、言葉を発したときの相手の生の反応が重要で、教える側がライブで教えないと効果がない。byパトリシア・クール博士

 

試験終了後ここ2ヶ月可処分時間のほとんどをデジタルコンテンツの依存的な受動的消費に費やした。特にツイッターヤフー知恵袋。その中身の95%以上は僕の人生にとって無価値な文字列や絵文字だった。テクノロジーの奴隷よろしく、見知らぬアカウントへの無言フォローやスクリーンのリロードを繰り返す中、それでもおぼろげながら以下の仮説が見えてきた

①実務経験/伸びしろ>資格≒趣味≒頑張っている自分への自己満足
②資格(専門知識、スキル)は社会の中で活かしてこそ役に立つ
③果報は寝て待て(仮説でもなんでもないが)

こうまとめてしまうと資格取得に関わる活動はほぼ意味のないようなことと思えるが、実際に挑戦してみた結果感じたことは、

④分からないことがわかるようになる、出来なかったことができるようになるというのはもう伸びしろなく閉塞感が漂う自分の世界が広がるようで楽しいものだ。また、
⑤目標と期限が設定され、能動的かつアナログな活動で時間の使い方や生活にメリハリが出る。頑張りたいことがある事自体がそれなりに幸せ

というようにすくなくとも内なる方向でのメリットは得られた。今回の取り組みは僕にとってちょうどいい難易度だった。一旦まとめて振り返っておこう

・勉強期間1月23日~10月21日(271日間)実働時間は385時間/219日
・メルカリで参考書・過去問24冊を31000円。5冊を残し売却。
 結果10,000円の負担。受験料17000円。

というものだった。これを踏まえ、今後のテーマ設定の条件は、

・半年~1年の取り組みで合格ラインが見えてくること
・独学が可能であること(通信教育含めた、資格商法にはハマらない)
・ある程度受験者(今回は8千人)がいて、ネットで情報収集可能なテーマであること

という感じかな。来年は今年の続きとして
・日本語検定1級
・地域日本語ボランティア(②の実践)
に挑戦してみよう。

その先に、ほんやく検定があるかも

 

 

 

 

 

 

 

 

勉強方法(ヒストリ、参考書&アプリ)

未経験で日本語教育能力検定試験合格を志す者は一発合格を狙うべきだ。なぜならば、人生は短い。テンポよく自己実現欲求の階段を駆け登りたい。長期間停滞した学習はどうしても飽きてくる。モチベーションの維持が難しい。よって準備期間最大一年で合格を目指すべきだ。今回の試験勉強を通して勉強への取り組みへのノウハウができた。今後のフレームワークとしてギュッと最小限に絞って試験前の最終確認の目的も兼ねてまとめておくのだ。

 

4か月で一発合格とか、いかに少ない勉強時間、参考書、過去問で合格できたかという価値観のみでドヤってるブログやSNSアカウントはあるが、これから取り組む挑戦者は、出来るだけマネしない方が安全だ。たとえて言うと、富士山の弾丸登山のようなもので、最小限の準備と装備と安全マージンでそのリスクを充分に理解して上手くいけば武勇談としてドヤれるかもしれないが、そもそもドヤることが目的ではなく、無事に合格することが目的だからだ

 

 

420時間の養成講座に通うのも公式に認められた方法で、時間とお金があれば非常に有用な手段だ。僕は体験しなかった、出来なかったが、独学では得られない仲間や先生との関係、実習というような経験は他の方法では容易には得られないはずだ。たとえるとガイド登山だ

 

独学で合格を目指すものは、できるだけ事前準備に時間と労力をかけ、じっくりとベースキャンプを何箇所か設営し、徐々に高度をあげていく極地法のようなアプローチが成功率と安全マージンの観点から王道としておすすめしたい。この単独行は仲間やモチベーションの維持、情報収集力と言う点でガイド登山に劣るが、強い意志で自分で克服するしかない。ただ自分のペースで自分でやりたいように進められるのはいい。例えば途中で休憩入れたり、写真を撮っておきたい景色があったりするよね

 

 

 

そして冒頭に出てきた弾丸登山。アルペンスタイルとして登山法のひとつの方法になっており、僕は登山家の一人として否定はしない。始めるのが遅れてどうしても時間がないとか、日々の生活や仕事をこなすなかで割ける時間や金銭的な制限のある人もいるだろう。そういう人はリスクを冒してもなんとか挑戦したいはずだ

 

ただやっぱり成功率と安全マージンの観点で受験という目標に対してはなるべく避けたい方法だ。また、最終的に日本語と言う語学習得の案内、ガイド役を目指すわけだから、自身がじっくりと時間と労力をかけ、試行錯誤しながら予備知識や蘊蓄を蓄積するという経験はきっと将来役立つはずだ。雇ったガイドが弾丸登山ならしたことありますという状態だったらどう思うだろう。その答えがきっと自分に合った方法だ。

おっ、おもれー、よっしゃ一丁オレもやったるかというのも全然ありだよね

 

 

 

一月~六月 インプット中心

七月~八月 アウトプット(過去問)中心

九月~   1W過去問中断、知識の整理、統合に集中

 

ヒストリ

一月 

 日本語教育能力検定試験なるものを知る

 とりえあず試しでメルカリから日本語教育能力検定試験 合格するための本 2020年を購入

 掲載されていた問題がマジでチンプンカンプンで凹む

 

二~四月

 赤本、参考書、用語集、過去問を買い揃える

 GWまでに赤本に一通り目を通す目標をたてる。

 あまり進まない。勉強しない日、30分程度でやめたり。

 勉強の方法はとりあえず赤本の内容を再度ギュッとA5スリム方眼ノートにまとめるかんじ

 意味があるのかないのか

 

五~七月 

 GWは勉強せず遊ぶ。明日から本気出す

 ちょっと遅くなったが中旬に赤本をなんとか通読完了

 小千田先生の動画を発見、ハマる。勉強が面白くなってきた

 オレにとっては縁起の良い7/4に出願完了

 7月中旬から過去問着手、得点をまとめる

 7月末から音声問題着手、一ヶ月ほどで方法論をまとめる

 

八月 

 過去問のマークシート平均点165点。合格水準か。しかしここから伸び悩む

 間違えた問題のキーワードを中心に学習を試みるも

 用語集には載ってないレベルの重箱の隅をつつく問題ばかりになってきた

 過去問の巻末についてた平均点、最高点、偏差値データをまとめて解析

   

 お盆休みはパーッと家族旅行で散財

 

 週末、図書館の自習室で時間を測って記述式まで一気通貫型の勉強を始めた

 長テーブル、雑音、集中力のないヤツという本番に近い環境下での集中、これはいい

 R4過去問初見で167。R3は160。もう未着手の問題がなくなった

 これから何しようか、ちょっとダレてくる。

 これプラトー現象っていうんだって。いろいろ勉強になるわ

 

 落としてはいけない問題を確実に抑え、合格最低点を越えることを目指す方向に戦略転換

 やはり一年での一発合格が大切だと認識した

 テスト戦略も研究開始。捨て問なるものを知り試験戦略を練り直す

 

九月

 試験日当日に向けてブログにエスプレッソ方式でギュッと要点を再度まとめ始める

 こんな事やってていいのかと思うがこれは、

 まさに間接的学習ストラテジーメタ認知ストラテジーってやつ?

 知識の棚卸し的活動でこれはこれで良いアウトプット訓練になると気づいた

 知識の整理と統合過程は電子化、最初からルーズリーフがよかったな?

 

 一週間ぶりに過去問  H30 89+31+62=182 前回より+9点。

            H29 83+26+70→179 前回より+5

 習熟効果か、実力が伸びたのか切り分けできない...。

 ほぼ再まとめ終わったので、9/11の週は試験Ⅱ集中しよう。嫌いじゃないけど伸びない

 Twitterでめぼしい日本語関係アカウントをフォローしてみた

 

 9/18 R3の試験Ⅱの問題1~3で満点!しかし合計は30と振るわず。うーむ点数がまとまらない。

 ラスト一ヶ月は過去問中心にコツコツ行こうっと

 

 9/26(火)受験票到着。3か月後には合格証を頂戴すべく気を引き締めていこう

  聴解問題62回実施、直近10回の平均は30.5。最初は25.6だったから約2割上昇。

  週末の模擬試験は10回、平均177.4(73.9%)

 

 知識の再整理は取り組んでみてよかった。点数の底上げになった

 これからは過去問のみに絞りパフォーマンス維持してDデイに臨もう

 

 

10月

 赤本問題集、アルク問題集、合格本、記述参考書、用語集を売却。背水の陣を敷く

 流石にすぐに売れた。赤本と公式過去問でラストスパート

 

10/9 三連休。試験当日の服装をキメて予定通り過去問3冊こなす。最終調整段階

 

最終週 ペースを落として体調管理と、自習ノートの確認と小千田塾で弱いところ再確認、統計問題の整理

広く浅く今まで取り組んできたことを見直す

 

10/20(金) D-2 有給休暇で試験に備える。図書館でR3の過去問。196点。過去問は習熟してしまった。検定試験対策ではもう伸びしろがない。早く次のステップへ行きたい

 

ここまでの準備

過去問9年分4周+アルファで44回

聴解問題88回

記述17回

 

Dデイの日曜日は寒いけど晴れの予報、せっかくだから自転車で行こう

明日はゆっくり会場の下見に行ってこよ

 

 

 

 

 

 

 

参考書

少ない準備でドヤってるブログは多々あるが、オレは十分に準備して安全マージンをなるべく確保し確実に目標達成したいタイプ。なので結構買い集めた。どうしても飽きがくるので取り組むべき材料は多いほうがいいよね。普段図書館利用者なので中古品にはあまり抵抗なくメルカリでの購入も多い。意外と前の人の記入したメモとかハイライトが参考になった。ただし解答に影響が出そうで気になるような消しゴムで消えたけれども紙面には跡とか残っていれば、ちょっと手間だけど選択し全部に丸つけてけら消してしまうという方法を思いついた

 

価格が高いけど独学で取り組む人には必携だ。特にR6年は国家資格化に向け問題形式調整される可能性あり最新版の購入をしておきたい。試験準備や合格後の体験談もあり動機づけになるムック本。これに収録されている問題がチンプンカンプンで凹むはずだ。聴解問題一回分がついていて割りとお得。

 

定番中の定番。試験範囲を万遍なく網羅。聴解、記述問題対策含めこれ一冊で十分だが、これだけだと飽きる。知識の深みを増すためにそれぞれのテーマの参考書を買ったよ

 

2019初版。分野別で編集されている問題集。赤本読んだら一番最初に取り組むべき問題集だ。本番試験形式での聴解問題が3回分ついています。いわゆる捨て問はなくて難易度低めの優しい入門編の問題集だと思う

 

本番試験形式の問題が3回分+聴解問題が1回分おまけ。解説が充実していてコスパ抜群。過去問取り組む前に腕試しできる問題集だ。とにかく数をこなしたい人には必携だ。

 

学習初期はお世話になりました。

 

2021年初版で非常に良くまとまっている。関連用語のリンク先のページ数が明記されていてパラパラ読みしやすい。上の赤本用語集と合わせて持っておきたいね

 

 

書店で手に取ってみたが購入しなかった。試験は多肢選択式なのだが、この問題集は多肢選択とクローズ式(空欄穴埋め)問題が混在している。音声問題は一回きり。ちょっとボリューム足りないなぁ

 

試験対策後半のメインディッシュ。とにかく多くの問題をこなすためH26~R3までの9年分を揃えた。H25以前は試験Ⅱ、問題2の形式が若干異なるため買う必要はないと判断した。

 

 

 

ここからは試験対策というよりも実践に向けた参考書かな?赤本だけじゃ飽きてくるので合格後役に立つだろうと買い揃えたよ。

 

聴解問題対策にも使える。買ってよかったよ

 

 

知識の厚みをませる

 

これ試験勉強には役に立たないぞ

 

実践を知らないオレには参考になったよ

 

 

非常に有名な本でわかりやすくまとまっている。ただ独特の考え方なので、受験勉強には混乱するかな?試験合格後にじっくり再度取り組もうっと

 

定番の本らしいが、現状本棚に飾って勉強してる感の演出の小道具化している。合格後に読もうっと

 

 

初版2010年。一章が日本語教育能力検定試験の聴解問題のアクセント、プロソディ、発音上の問題の対策に当てられている。音声学に関する大学の教科書的なまとめ方でとっつきやすい。オススメ

 

 

買ってはいけない参考書

Youtube動画でちょくちょく紹介されているが、2008年の初版から改訂されておらず問題形式が間違っている。例えば問題2について、本書では音声が2回繰り返されるとなっており、一回目でアクセントの問題ありなしを聞き分け、二回目で他の問題を聞き分けるというアドバイスがなされているが、実際の過去問は1回のみ。こんな信頼できない教材は混乱するだけなので使わないほうがいいと捨てた。

 

 

外国人向け日本語試験

できたら過去問は本屋で手にとってさっと立ち読みしておきたい。

 

構成:言語知識(文字・語彙・文法)・読解
回答:4多肢選択式
方法:マークシート(年2回)

 

構成:日本語、理科(生物・化学・物理)、総合科目と数学の4科目
回答:4多肢選択式
方法:マークシートと記述(年2回)

 

構成:聴解・聴読解・読解
回答:4多肢選択式
方法:CBT(ほぼ毎日実施)

 

アプリ

月間カレンダーに毎日の勉強時間とか、よくできましたシールを貼れるアプリ。プチごほうび的達成感の可視化が可能だ

目標継続カレンダー

目標継続カレンダー

  • Megumi Kawamura
  • ヘルスケア/フィットネス
  • 無料

 

試験までのこり何日とか、生まれてから何日経ったとか、散髪に行ってからとか地味にいろいろ便利だ

 

 

 

8/19 R4試験を初見で通しでやってみた

ⅠとⅡを午前中、Ⅲを昼食後。図書館の自習室で

結果 Ⅰ 80 Ⅱ 23 Ⅲ 64 計167 
記述問題も挑戦。マスはなんとか埋めたが内容スカスカ自己採点5。

R4年度より出題範囲が変わったとのことだが、試験問題はほとんど差がないように感じた。ネットでも試験後の情報がほとんどでていない

 

このプロの講師のコメント通りいつもどおりかなって感じだ

【徹底分析】令和4年度 日本語教育能力検定試験をカリスマ講師二人が振り返り!今年の特徴は? - YouTube

 

試験としては成熟していてもういじりようがないのかな。R5年度も大きな変化なしと思われる。ただ記述がキーワード折込型になったので少し練習しておこう

 

1 基本
2 音声
3 現場

いつもどおりかな

 

【特別編】大根流・問題の解き方【日本語教育能力検定試験】|研究 日本語教育能力検定試験

 

令和5年度 日本語教育能力検定試験の実施要項を見よう! - YouTube

 

最新!「令和4年度日本語教育能力検定試験 試験I 」簡単?難しい?傾向を解説! - YouTube

 

 

【解き方のコツ】日本語教育能力検定試験 - YouTube

 

【今年が最後!?】令和5年度 日本語教育能力検定試験を最速対策! - YouTube

文法&日本語

日本語は孤立した言語で形態的類型論には膠着語

緑→膠着語、赤→孤立語、グレー→屈折語、濃い緑→抱合語

統語論的語順別言語分布図

Source by linguisticmaps.tumblr.com

 

 

日本語教育の品詞

①動詞
②形容詞(イ形容詞・ナ形容詞)
③名詞 
④指示詞 これ、それ、あれ、この、その、あの、ここ、そこ、あそこ
⑤副詞 ゆっくり、すたすた、すっかり、わざと、とても、少し、もっと、非常に
⑥接続詞 だから、したがって、しかし、けれども、一方、ところで
⑦助動詞 れる、られる、らしい、ようだ、はずだ、べきだ、だろう、まい
⑧助詞 が、を、に、から、で、は、も、さえ、ばかり、のに、ので、よ、ね

 

内容語→名詞・動詞・形容詞・副詞など意味を持つ
機能語→接続詞・冠詞・助動詞・前置詞・代名詞など主に文法機能で使う

 

 

①動詞 グループは「ない形」で判断。

                 1G    2G      2G           3G    3G

辞書               いく    みる     おしえる        くる    する
語幹               い     み      おしえ         く    す

ない(否定)        い          おし         こ    し

ます (丁寧)      いき    み      おしえ         き    し

辞書 (連体・終止)    いく    みる     おしえる        くる    する
て (連用)        いっ    み      おしえ         きて    して
た (連用)        いっ    み      おしえ         きた    した
ば (仮定)        いけ    みれ     おしえれ        くれ    すれ
よう (意向)       いこ    み      おしえ         こ    し        
命令               いけ    みせる    おしえろ        こい    しろ


る (可能)        いけ    みせられ    おしえられ  こられ    できる
れる (受身)       こら    みら    おしえられる        こら    さ    
せる (使役長形)  いか    みさ    おしえさせる        こさ    さ

す(使役短形)    いかす みさす おしえさす こさす さす

使役の意味

強制 朝まで働かせた

指示 残業させた

放任 休ませた

許可 タバコを吸わせた

放置 ケーキを腐らせた

手伝う 赤ちゃんにミルクを飲ませた

自責 彼女に怪我をさせてしまった

原因 雨が川を氾濫させた

感情の原因 気持ちを伝え彼女を喜ばせた

 


ら抜き(可能)              みせれる    おしえれる        これる     2Gの可能形+カ変
れ足す(可能)       いけれる                                1Gの可能形(ら行除く)
さ入れ(使役)       いかさせる                               1Gの使役形

    

自動詞(自然にそうなった)・他動詞(人為的にそうなった)

 自他のペア 曲がる・曲げる、消える・消す、落ちる・落とす

 無対自動詞 熟す、光る、実る、成長する

 無対他動詞 ほめる、断る、なめる、いらう、探す、忘れる、読む、見る

 自他動詞  実現する、再開する、決定する、分解する

意志動詞  遊ぶ、書く、教える

無意志動詞 光る、むせる、飽きる、流れる

単純動詞 降る、続く、読む、取る

複合動詞 降り続く、読み取る

本動詞 見る、置く、いる

補助動詞 ~てみる、~ておく、~ている

 複合動詞の後部要素の動詞が結合後も本来の語彙的な意味を担っている語を語彙的複合動詞と呼ぶ

 逆に、食べ切る、話し込む、溶け出すのように、複合動詞の後部要素の動詞が結合後に本来の意味を失い、
文法的な機能を担うようになった語を統語的複合動詞と呼ぶ。そしてこの統語的複合動詞の後部要素が「補助動詞」である

移動動詞 行く、くる、入る、降りる

動き動詞 継続 動作動詞 遊ぶ、楽しむ、悲しむ、買う、立てる

        変化動詞 温まる、成長する、疲れる、晴れる、やせる

     瞬間 動作   発見する、発明する、設置する、打つ、振る

        変化   座る、閉まる、死ぬ、覚える、行く、知る

状態動詞 ル形      ある、いる、要る、相当する、値する

     テイル     ありふれる、すぐれる、そびえる、ばかげる

     両方      意味する、実行する、存在する、勝る

 

 

②形容詞

 イ形容詞 辞書・連体形が「イ」になる 美しい富士山

 ナ形容詞 「ナ」になる、独立性が強く語幹で文を終えることができる

     勇敢な男、男は勇敢。すてきな彼女。彼女はステキ。

 感情形容詞 (感情、感覚)

 属性形容詞 (性質、性状)

 

  補助形容詞 「ない」「よい (いい)」「ほしい」の3つが主
  補助形容詞の見分け方は、直前に、「く」「で」「て」「は」「も」などがあるかどうか

 

③名詞

 普通

 固有

 数量詞

  基数詞(数量)、~枚、~個、~本、~つなど

  序数詞(順序)、~番、第~、~枚目、~級

 代名詞

  人称代名詞 おれ、わたし、きみ、かのじょ

  指示代名詞 こそあど

  形式名詞 こと、の、もの、ところ、ほう、とき、つもり、わけ

 

④指示詞

 現場指示 こそあ

 文脈指示 ダイクシス


 あ系 話し手、聞き手双方に共有されている情報、独話の場合回想の用法もある

    あの子どうしてるかなぁ?
 そ系 話し手、聞き手一方のみ知っている情報、仮定の用法もある。明日雨、その場合は中止
 こ系 話し手が話題として取り上げたい、注意を引きたい場合。◯◯◯さん、この人すごくいい。
    後方照応 こんなこと言っていいのかな?◯◯◯はxxxxだ

 

 

 

⑤副詞(用言、動詞、形容詞、形容動詞を修飾)

 程度副詞 とても かなり もっと
 様態副詞 すぐに ときどき

 陳述副詞 決して ~ない。なぜなら (文末で呼応する)

 

⑥接続詞

 順接    だから、それで、すると、ゆえに

 逆説    しかし、だが、ところが、でも、ですが

 並列・累加 および、ならびに、それに、しかも

 対比・選択 一方、反対に、それとも、または、あるいは

 転換    さて、ところで、ときに、では

 

⑦助動詞 

 推量    らしい、ようだ、みたいだ

 推量・伝聞 そうだ

 非断定   だろう

 確信    はずだ、ちがいない

 説明    のだ、わけだ

 義務・必要 べきだ、なければならない

 

⑧助詞

 格助詞  をにまでがよりからでえと

  が 主体・対象  (無助詞化可能、僕、食べた)

  を 対象・経路・起点 (無助詞化可能、お金あげる)

  に 時・相手・起点・目的・変化の結果・動作主・到達点・比較・割合・存在場所・原因・理由・状態の主体

   (できる/出来ない時がある。来年、富士山を登ろう)

  で 場所・道具・原因・理由・主体

  と 相手・思考、伝達の内容

  へ 方向

  から 起点・原料

  より 比較・起点

  まで 到達点

 取り立て助詞

  主題・対比 は、なら

  追加・列挙 も

  限定 だけ、しか、ばかり、こそ

  極端な例示 さえ、まで、でも

  評価 など、なんか、なんて、くらい

 並列助詞

  全部列挙 と

  一部列挙 や、とか、だの

  選択列挙 なり、か

 接続助詞

  順接 と、なら

  逆説 が、けれど、のに

  原因・理由 ので、から

  並立 し

 終助詞

  疑問 か、かしら、かな

  伝達 よ、ぞ、ぜ、さ、わ、

  確認・詠嘆 ね、な、なあ、よね

 複合格助詞

  について

  に関して

  に対して

  にとって

  において

  によって

  と一緒に

  のために

  として

 

試験に出とったやつ

 助動詞ぬ。完了、強意(きっと~にちがいない)、並列。
 打ち消しの助動詞ずの連体形のぬと混同しないよう注意

 

 ない。補助形容詞、助動詞、形容詞の一部
 ①補助形容詞はその直前に「は」や「も」などの取り立て助詞を挿入可能
 ②「ぬ」に置き換えられる場合、それは助動詞

 

文と文節

~がxxxだ。 なに。名詞文
~がxxxだ。 どんな。形容詞文
~がxxx。  どうする。動詞文
~がある/いる/ない 存在文

 

 

うなぎはあの魚だ  指定文 (うなぎ=あの魚)
うなぎは、魚類だ  措定文 (うなぎ<魚類)
ぼくは、うなぎだ  うなぎ文(述語の省略)

 

分裂文 単文の中のある成分(主語、目的語、その他)を強調するために抜き出し、コピュラ文を主節とする複文に変換した形の文

 

待遇表現 敬語、尊大語

相対敬語(ウチとソト(親疎関係)>上下関係)
絶対敬語(上下関係)

敬語の効果
・敬意、丁寧さ、配慮
・よそよそしさ、距離感
・話者の品位

 

尊敬語  素材(話題の人物をアゲる)敬語
謙譲語Ⅰ  素材(話題の人物へ自分をサゲる)敬語
謙譲語Ⅱ 対者(聞き手への)敬語
丁寧語  対者(聞き手への)敬語
美化語  対者(聞き手への)敬語 お酒、お料理、お茶

 

特殊形

尊敬語  いらっしゃる    ご覧になる    お教えになる        いらっしゃる    なさる
謙譲語       うかがう/まいる      拝見する    お教えする              おる      いたす

 

謙譲語Ⅰ 
特殊形 参る、伺う、おる、いただく、申し上げる、いたす、

    存じ上げる、差し上げる、拝見する、お目にかかる
お/ご+する/いたす/申し上げる/いただく
お/ご+動作名詞 お電話、お返事、ご相談、ご案内

 

尊敬語
特殊形 いらっしゃる、召し上がる、おっしゃる、なさる、

    ご存知、くださる、ごらんになる
お/ご+になる/なさる/あそばす/くださる
 1G動詞(ナイ形)+れる
 2G動詞(ナイ形)+られる
お/ご+形容詞、お忙しい、ご多忙、ご心配、ご満足
お/ご+名詞、お名前、お手紙、お電話、ご住所、ご家族


丁寧語
お/ご
~ます。~です。~ございます。

 

◯◯◯がxxxなさる 尊敬語
◯◯◯がxxxさしあげる 謙譲語Ⅰ
◯◯◯がxxxいたします 謙譲語Ⅱ
◯◯◯がxxxします 丁寧語

 

✗二重敬語 読みになられましたか

✗◯◯◯がお+xxxられる
✗◯◯◯がご+xxxられる
✗謙譲語+いただきます (うかがわせていただきます)
◯お読みになっていらっしゃる

 

習慣として定着している二重敬語
(尊敬語)お召し上がりになる,お見えになる
(謙譲語I)お伺いする,お伺いいたす,お伺い申し上げる

 

 

連結敬語 お読みになっいらっしゃる

 

マイナス敬語としての軽卑語・罵語・悪口.

 

敬意逓減の法則 お前、貴様

 

 

ヴォイス

  
直接受身       ◯◯◯わたし見る 

      わたし◯◯◯見られる (登場する名詞は変わらない)

間接受身  雨がふる

      わたしが雨にふられる (登場する名詞が変わる。受身文にすると私があらわれる。)

持主(間接)受身  ◯◯◯わたしのxxx見る

       わたし◯◯◯にxxx見られた (わたしが格成分に変化した)

(授受・やりもらい)

      ◯◯◯が△△△にxxxを教えてあげる
      ◯◯◯がわたしにxxxを教えてくれる (ウチの人が受け取る)
      わたしが◯◯◯にxxxを教えてもらう (もらう側が主体)

 

なめ

 

 

派生接辞 品詞を変える 男らしい(名→イ形) 寒さ(イ形→名) 広まる(イ形→動)~的な

~まる(イ形→動) めく
屈折接辞 文法的関係を変える、活用形(肯定否定、時制)たべる たべた たべない たべなかった

 

 

対義語
・相補的 男女 裏表 生死 
・両極的 入学/卒業 スタート/ゴール 北極/南極
・連続的 大きい/小さい 高い/低い 良い/悪い 程度副詞で修飾可能
・視点的 先生/生徒 登り坂/下り坂 売る/買う 来る/行く ...ダイクシス
ダイクシス 現場にいなければ意味が伝わらない。言葉の意味が発話状況に依存する
貸す/借りる あげる/もらう

 

 

 

連体詞 ながのただる

音読み うんちくきつい

格助詞 おにまでがよりからでへと

 

一人称(自称詞)二人称(対象詞)三人称(他称詞)

対象詞 人称名詞 君、あなた
     定記述 お父さん、お母さん、先生、先輩、社長、お花屋さん
     固有名詞 鈴木さん、花子さん
呼格的用法 鈴木さん、待って。
代名詞的用法 鈴木さんは、魚がすきなんですね
。。。言及用法

あなたの用法
①相手を非難する時
②標語、スローガン
③妻が夫を呼ぶ時

 

 

アニマシー 有性性 ある→有情物 ない→非情物
      いる・あるの使い分け

 

 

プロトタイプ

単義語 多義語 プロトタイプ(基本義)
        非プロトタイプ

比喩 意味の拡張による表現
 直喩(シミリー)ようだ、みたいだ
 暗喩(メタファー)類似性で表現  たい焼き
 換喩(メトニミー)隣接性     たこ焼き
 換喩(シネクドキ)包括関係    焼き鳥

 

共感覚比喩 共感覚は文字や数字に色が付いて見えたり、音を聞くと色が見えたりすること
本来の五感での表現とは異なる。明るい声、黄色い声、甘い声

 

 

役割語 テストに出るやつ

    女房言葉 お~ おかか、おかき、おでき、おじや、おから
         ~もじ しゃもじ、そもじ、にもじ、ひもじい

    ありんす。遊郭言葉、出身地を隠すため

     ~アルヨ。横浜ピジン日本語が中国人をステレオタイプ的に描写する役割後に変化

 

社会方言 性、集団後、若者言葉、隠語
地域方言 周圏、東西、南北、交互、全国共通、複雑分布
ネオ方言 共通語と地域方言が混ざり合ったハイブリッド言葉

     ~しちゃってん、せんかった、ゆった、こーへん
新方言  若者が砕けた場面で使う地域言葉 方言とわかってて使う

     いくべ、じゃん、ちがかった、うざい

方言コスプレ 出身地でない地方の方言を使う。 じぇじぇじぇ~とか、ニセ関西弁とか

方言コンプレックス 

 

聞いてわかるのが方言
ユネスコの定義では日本には9の言葉がある
日本、アイヌ、八丈、奄美、国頭(沖永良部)、沖縄、宮古八重山、与那国

 

 

理解語彙 日本語の母語話者は4~5万語、義務教育終了時点で3万語
使用語彙 日本語の母語話者の場合は1万~2万語

 

直接話法(直接引用)とは、他者の発言や文章を「 」を使って忠実に引用する
間接話法(間接引用)とは、他者の発言や文章を変形させて、「 」を使わずに文に埋め込み引用する

 

国際交流基金 - 日本語教育通信 文法を楽しく バックナンバー (jpf.go.jp)

 

テストに出てた用法問題(あとで消すやつ)

ように  注意・比喩
も    極限・累加
を    経路・出発点
 ~によって 主体・原因・根拠・手段・異なる状況で異なる結果・受身分の動作主
ようだ 比喩・例示・推測・引用
なんて マイナス評価・驚き
と 引用・動作の意味内容
から 原因・気持ち・起点・材料・動作の出処・受身分の動作主・根拠
ために 原因、理由・目的
ながら 付帯状況・逆説
ものか 強い否定、拒絶・困惑
(て)から 以来・継起
ものだ①物事の本質や真理、一般常識を述べる ②物事に対する強い感情を表す
はずだ 推測、確信・結論
ように 引用・比喩
ては 継起・条件
で 場所・主体(がに言い換え可能)
さえ 極端な例・限定
によっては 異なる状況での異なる結果・手段
~ことにする 決定・みなし
の 所有・所属・性質・上位語/下位語
もう 完了・そろそろ、もうすぐ
よく ちゃんと・頻繁に
た 過去・発見・...
ずに 付帯状況・継起
ちょっと 量が少ないことを表す用法 少し」に言い換えられる・ちょっとお願い
でしょう 推測・確認(できたでしょう?)
のだ 説明、言い訳・主張、発見、意志
など/なんか/なんて 列挙・軽視・驚き
ほど 程度・比較・比例の変化・量がそれに近い
じゃあ 前項の判断・別れの挨拶
しかし 逆説・感嘆
ておく 放置・準備
ている 結果の残存・進行中
~て 付帯状況・継起・原因、理由
~ばいい 願望・提案、勧め
ことだ 忠告・感情の強調
なら 主題・取り立て
~ぱなし 状態の継続・放置
って と(引用)・という(説明)
こと アドバイス・感情の強調

 

音声・音韻論・IPAと日本語

音声 発声方法の違い l, r
音韻 音の違いが意味の違い (日本語ではl, rで意味の違いはない)
音素 音韻の最小単位で一つの音を表しているように感じる抽象的な音のまとまり
    ん、サ行、ハ行

音節 母音を中心とした音のまとまり V, CV, CVC
   特殊拍は、前の拍と一緒になり、2拍で1音節になる(特殊音節)

    がっ/こう あん/しん さっ/かー とう/きょう
    お/とう/さん お/かあ/さん にい/さん ねえ/さん い/もう/と くう/き こう/しん

   閉音節 子音で終わる音節。日本語では、促音・撥音 (はつおん) 
   開音節 母音で終わる音節。日本語の音節のほとんど

 

東京外国語大学謹製だ。必見!

IPA 国際音声字母(記号) (tufs.ac.jp)

 

 

調音

肺からの呼気→気管→声帯→口腔/鼻腔を通る

 

母音 口腔内で気流が妨げらない有声音(母音の無声化する場合もある)
子音 舌、歯、唇、声門で完全もしくは部分的に閉鎖、
   調音点は、両唇、歯茎、歯茎硬口腔、硬口腔、軟口蓋、声門の6つ
   調音法は、摩擦、破擦、摩擦、鼻音、はじき、接近の6つ
   有声音と無声音

 

日本語の音素(5母音+16子音+3特殊音素=24音素)

母音5つ
 あいうえお
 /a/ /i/ /u/ /e/ /o/

子音(ただし13~16種でゆれがある)
 かがか゜さしざただしなはぱば まやらわ
 /k/  /g/ /ŋ/  /s/ /c/    /z/  /t/   /d/  /n/  /h/  /p/ /b/  /m/  /j/  /r/  /w/
特殊音素
 ん(撥音) っ(促音) ー(長音)

 /N/  /Q/ /R/

 

連母音(日本語は二重母音ではない)
 あい あう あえ あお おい おう うえ いえ

 

半母音
 や いあ   ゆ いう  よ いお

 

条件異音(音声学上は違う音)後続の音で変化する

ん m, ŋ, n 

サ行 s, ɕ

は行 h, ɸ, ç

 

自由異音 発生条件が決まっておらずランダムに発生

ふぶき b, β

わたし w, ɰ

 

んの発音は5つ+鼻母音
N (有声口蓋垂鼻音) ほん、かん、びん
m ぱ、ば、まが続く時 かんぱい、こんぶ、とんぼ
n た、だ、な、らが続く時 かんたん、かんどう、かんなづき
ɲ に、ち、じ、が続く時 きんにく、こんにゃく、でんち、かんじ、ほんにん
ŋ か、がが続く時 かんかく、しんごう
鼻母音 母音、半母音、摩擦音が続く時 けんあく、ほんい、かんおけ、けんえき

 

鼻母音 鼻に抜ける母音(鼻腔、口腔両方を使う)
ã、ĩ、、u、ẽ、o チルダー(鼻音化の意味)がつく

 

 

変音現象

母音の無声化(東京方言に多い)
い、うの音が
・無声子音(かさたぱは)に挟まれた あした。~ました。すき。
・文末にくる    ~ます。~です。
・(例外)無声子音に挟まれていないときも しま。 変化しつつある傾向
あ、え、おの音が
・(例外)語頭、語末で こころ、さかな

 

連濁の原則

・和語が続くと連濁する はなごえ、はなび

・漢語、外来語は連濁しにくい 忘年会、粘着テープ (例外:あまがっぱ)
・並列(同格)構造では連濁しない すききらい、のみくい、かふそく(過不足)
・続く語に濁音があると連濁しない(ライマンの法則) はるかぜ、あいかぎ

 

音便化
 イ音便 書いて、聞いて
 ウ音便 行とう、ありがとう
 撥音便 飲んで、遊んで
 促音便 買って、入って

促音化 せんたっき すいぞっかん

促音挿入 やっぱり のみっぷり おもいっきり

連声 反応 因縁 
連濁 (後項の語頭音が濁音化)花火 本棚 長靴 
転音(前項末尾の母音が転化) 雨傘 酒屋 木陰
音韻添加 はるさめ(春雨) まんなか

半濁音化 ぜっぴん えんぴつ しんぱん いっぽう せっぱん

音韻融合 わこうど(若人) なこうど(仲人) かりゅうど(狩人)

音韻脱落 はだし かわら(河原)
音位転換 ふいんき

 

拗音の直音化(しゅ、じゅ) 
しゅじゅつ しゅじつ しじつ
はつしゅつじょう → はつしつじょう
げーじゅつ → けーじつ

 

縮約/転訛

~では→~じゃ
~ては→~ちゃ

~てしまう→~ちゃう
~なければ→ ~なきゃ
~ている→~てる
~ておく→~とく
わからない→わかんない
~ければ→~けりゃ
~のです→~んです
~のところ→~んとこ
~ものだ→~もんだ

長母音の短母音化

ほんとう → ほんと
せんせい → せんせ
にょうぼう → にょうぼ

 

 

 

オノマトペ
 擬声語 わんわん
 擬音語 ざあざあ
 擬態語 きらきら
 擬容語 うろうろ
 擬情語 いらいら

 

プロソディー(韻律)連続した音声の高さ、強さ、長さ、速さの変化

アクセント・プロミネンス・イントネーション・リズム・ポーズ

 

母音

子音 声帯振動の有無、調音点、聴音法

 

拍 直音、拗音

特殊拍 撥音、促音、長音

特殊泊の誤用 レポト(レポート) 長音の脱落

       勉強しますがあ 長音の添加

       ますぐ(まっすぐ) 促音の脱落

       とうちゃっく 促音の添加

       ちゃと(ちゃんと) 撥音の脱落

       くんき(くうき) 長音と撥音の混同

       うんどん(うんどう)長音と撥音の混同

       きょっみ(きょうみ)長音と促音の混同

       えんぴつ(えっぴつ)撥音と促音の混同

 

 

日本語は高低アクセント

雨 あめ 高低 飴 あめ 低高 (アクセントの弁別機能)

標準語のアクセントのルール

・一拍目と二拍目は異なる高さ

・一度下がったアクセントは再上昇しない

 

さくら 低高高 (アクセントの核なし)

にほん 低

かんこく 低低低

 

複合語では元の核の位置が受け継がれるとは限らない

にほんご 低高高高

がっこう 低高高高

にほんごがっこう 低高高高低低低

 

 

 

アクセント

平板型 さくらが にほんごが(一拍目のみ低)
尾高型 やが いもうとが (単語の最後にアクセントの核)
頭高型 こが じさんが みかんが
中高型 みずうみ おかし おあさん あがとう

平板化 かれしが としょかん トレーナー

 

n拍語にはn+1種類のアクセント型がある(+1は核がない)

1拍名詞は単独ではアクセントの区別がつかないが、助詞を付けた場合、
「とが」(戸が)のように助詞が高いか名詞と同じ高さで
「めが」(目が)のように助詞が低くなる2種類ある

 

アクセントの特徴

動詞・形容詞は名詞にくらべて型の数が少ない

 平板型か 欠ける ●○○ 並べる ●○○○

 後ろから2拍目がアクセントの核になる かける ●○● 隠れる ●○○●

 


後部要素が動詞や形容詞の複合動詞、後部要素が漢語二字の複合動詞などは、原則として前部要素のアクセント型に関係なく、後部要素によってアクセントが決まる

 

 

プロソディー(韻律)連続した音声の高さ、強さ、長さ、速さの変化

アクセント・プロミネンス・イントネーション・リズム・ポーズ

アクセント、日本語は高低アクセント
プロミネンス、文の中のある単語や節が部分的に際立つ
イントネーション、句、文末の声の高低。
    文末の上昇 質問
    文末の下降 断定
    句末の上昇 自問 (財布を持ってきたかな?と思いました)
リズム、2拍ずつが心地よい。ケータイ。国連。がいため
ポーズ、意味理解、強調のために意味の切れ目に入れる間(ま)

 

 

アクセント 拍の高低

プロミネンス 文中の一定の単語や説の際立て

イントネーション 句末、文末の声の高低の調子

  どうですか?↗(質問・疑問)

  面白いです↘(断定・断言)

  試験は↗よく出来ました(自問)

リズム

 2拍ずつが心地よい。ケータイ。国連。がいため

 

 

ガ行音
①語中・語尾は原則鼻音化する
②格助詞・接続助詞は必ず鼻音化する
③連濁は鼻音化する

 

 

 

IPAと日本語音素(試験に出てたやつ)

Source : https://www.ipachart.com/

 

 

 

英語の音素にだけど有益だ

Tutoring Resources | Don Potter.net Wide Interest Website | Don Potter

Blend_Phonics_Facial (donpotter.net) PDF資料直リン

 

 

分かりにくい口腔断面図まとめ

 

 

両唇鼻音[m] さんま、えんぴつ、がんばる
歯茎鼻音[n] インターネット、もんだい、ぶんつう、かんざし、みんな、れんらく
歯茎硬口蓋鼻音[ɲ] かんじ、そんちょう、こんにちは、てんにゅう
軟口蓋鼻音[ŋ] てんき、おんがく、りんご
口蓋垂鼻音[N] 後続音なし らいねん、ありません、よん、ほん、ペン、
鼻母音化した撥音[v~] 
 母音、けんあく、ほんい、さんう、けんえき、かんおけ、
 接近音、こんや、げんゆ、こんよく、でんわ、 
 摩擦音 かんそ、おんし、じんけんひ、ぜんはん

 

 

 

 

 

口腔断面図の引用元 (この動画シリーズは非常に丁寧に日本語音声を解説している)

 

 

 


試験Ⅱ聴解&試験Ⅲ記述 解答ルーチンと試験の流れ

聴解問題はワーキングメモリを最大限に活用することが必要だ。ワーキングメモリでの一時記憶と回答処理のため、試験とは関係ない余計なことを考えて不必要な負荷はかけない。長い人生のうちのたったの数分の辛抱だ。

 

・問題が読まれる前に選択肢に目を通し、問われていることを理解する
・数~数十秒で終わる一度限りの音声に全集中
・ぼーっと聞かずに、回答のヒントとなるキーワード、ポイントは空白にメモすること。

 フル回転で足りないノーミソ補う
・選択肢は✗△◯マーキングで下処理をする
・問題終了、回答記入後は一問一問すっぱり切り替える。

 アタマの中の黒板を消してまっさらにして次の問題に取り組む
・記憶に残らなかったインプットは復活できない

 

 

問題1アクセントのルーチン

 

bとcのあいだにひらがなで書き込む

 

③④および⑤⑥の間に縦線を引く(鉛筆を定規にする)

意味のカタマリで考えるようにしてみた。こちらの方が解きやすい

音声一回目は①②もしくは①②③のパターン解読に集中

 

問題2 音声は1回のみ全集中!難しい順に並べた プロソディとカタマリで捉える

・アクセント=訛って聞こえないか? 名詞、述語、格助詞

・プロミネンス=質問の答えでない部分、新情報ではない部分を強調していないか?

・句末、文末イントネーション=平文調?疑問調?どっちよ

・拍の長さ→図工がズコになってたり、用意がヨイとか 連母音が注意

・特殊拍の種類=促音「っ」、撥音「ん」、引き音「ー」

・ポーズの位置→語の区切り位置が変(これは多分大丈夫)

 

問題2の練習問題が流れている間に問題3の準備、問題3の空いたスペースに

あいうえおと調音点・調音法一覧表を書き込む

 

問題3 得意問題

練習問題が流れている間に口腔断面図に発音を書き込む。上図参照のこと

 

問題4

 

問題5

 問題を待つ間に

 Q

 A 1 2 3 4  

 を書いて聞きながらメモる(問題の難易度情報もあれば)

 選択肢を✗△◯で下準備

 

問題6比較的得意。ここまでくればお疲れ

 

 

 

試験Ⅲ記述

・試験Ⅲ開始時に問題17にさっと目を通す

マークシートは80分で終わらせ、40分用意する

・時間配分を確認

 15分 問題の整理と解答のあらすじ、図をまとめる

  ①問われていることは?
  ②知っていることを箇条書き
  ③立場を決める
  ④問いに答える

 

 

 15分 解答記述をまとめる

 5分 解答を見直し確認・修正

 

・ズバリ結論(問への答え)から書く、問と同じ言葉を使う

 構成は結論→理由、根拠→(反論・解答、想定問答)まとめ
・設問条件を満たす。問題文に下線と番号を書きチェック
・簡潔に、可能であれば箇条書き①②③
・読みやすさ。だ・である体、誤字脱字、主語述語のねじれ、丁寧な文字、一文が長すぎない
・原稿用のルール
 書き出しは、1行目の初めの1マスをあける
 句読点やカギカッコなどの記号も1マス
 アルファベット・数字は
    大文字・ひとケタ 1文字を「1マス」使う
    小文字・ふた桁以上 2文字を「1マス」使う
 行の最後の句読点、カッコは最後の文字の隣、マスの中orマスの外
・漢字、ひらがなのバランス

・380~420字埋める

 

 

 

試験の流れ

 

・文法、用法問題の基本は例文検証で確認しながら進める

 

問題Ⅰ

1~3  文法
4~6  教授法
7    評価、CEFR、コースデザインなど
8    異文化
9~10  記憶、認知、第二言語習得
11    社会言語学
12~13 談話、語用、表記
14~15 社会問題・時事

 

問題Ⅲ

5~8     授業の実践上の課題
9          異文化

15~16 在留資格、外国人数、多文化共生
17 記述

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

momoko

特別編! 試験Ⅱー問題2 聞き分け方のコツ教えます!【日本語教師になる/日本語教育能力検定試験】 - YouTube

特別編!試験Ⅱー問題1アクセント形式の聞き方のコツ教えます!【日本語教師になる/日本語教育能力検定試験】 - YouTube

特別編!試験Ⅱー問題3 対策問題 20問【日本語教師になる/日本語教育能力検定試験】 - YouTube

特別編・本番風な第2弾!試験Ⅱー問題3 対策問題 12問【日本語教師になる/日本語教育能力検定試験】【日本語教師になる/日本語教育能力検定試験】 - YouTube

特別編・答えを見ながらVer.本番風な第2弾!試験Ⅱー問題3 対策問題 12問【日本語教師になる/日本語教育能力検定試験】【日本語教師になる/日本語教育能力検定試験】 - YouTube

特別編!試験Ⅱ(聴解)問題1★特訓問題★【日本語教師になる/日本語教育能力検定試験】 - YouTube

特別編!答え付き 試験Ⅱ(聴解)問題1★特訓問題★【日本語教師になる/日本語教育能力検定試験】 - YouTube

第2弾! 試験Ⅱ(聴解)問題1★特訓問題★【日本語教師になる/日本語教育能力検定試験】 - YouTube

第2弾!答え付き 試験Ⅱ(聴解)問題1★特訓問題★【日本語教師になる/日本語教育能力検定試験】 - YouTube

第3弾!試験Ⅱ(聴解)問題1★特訓問題★【日本語教師になる/日本語教育能力検定試験】 - YouTube

第3弾!答え付き 試験Ⅱ(聴解)問題1★特訓問題★【日本語教師になる/日本語教育能力検定試験】 - YouTube

試験Ⅱ(聴解)問題2★特訓問題★【日本語教師になる/日本語教育能力検定試験】 - YouTube

【コラボ】試験ⅡーYouTube模擬試験【日本語教育能力検定試験】 - YouTube

【コラボ】解答付き 試験ⅡーYouTube模擬試験【日本語教育能力検定試験】 - YouTube

特別編!問題ver. 試験Ⅱー問題3★特訓問題★【日本語教師になる/日本語教育能力検定試験】 - YouTube

特別編!解答付ver. 試験Ⅱー問題3★特訓問題★【日本語教師になる/日本語教育能力検定試験】 - YouTube

試験Ⅱ(聴解)問題2★特訓問題★第2弾!!【日本語教師になる/日本語教育能力検定試験】 - YouTube

試験Ⅱ(聴解)問題2★特訓問題★第2弾!!答えVer.【日本語教師になる/日本語教育能力検定試験】 - YouTube

 

 

daikon

 

【一問一答・試験Ⅱ問題6】日本語教育能力検定試験まとめ - YouTube

 【一問一答・試験Ⅱ問題6②】日本語教育能力検定試験まとめ - YouTube

特別編・試験Ⅱ問題4】日本語教育能力検定試験まとめ - YouTube

【特別編・試験Ⅱ問題5】日本語教育能力検定試験まとめ - YouTube

【特別編・試験Ⅱ問題6】日本語教育能力検定試験まとめ - YouTube

【模擬試験】令和4年度 日本語教育能力検定試験 試験ⅡYoutube模擬試験【ももこ先生と共同制作】 - YouTube

【解答付きver】令和4年度 日本語教育能力検定試験 試験ⅡYoutube模擬試験【ももこ先生と共同制作】 - YouTube

【一問一答・試験Ⅱ問題6③】日本語教育能力検定試験まとめ - YouTube

【一問一答・試験Ⅱ問題6④】日本語教育能力検定試験まとめ - YouTube

 

hama

日本語教師になりたい人必見 日本語の共通語のアクセント(東京式アクセント、東京方言)【日本語教育能力検定試験の対策】 - YouTube

 【聴解対策】問題1のアクセントを徹底分析しました【日本語教育能力検定試験Ⅱ】音声対策 - YouTube

【聴解対策】問題2を徹底分析しました【日本語教育能力検定試験Ⅱ】音声対策 - YouTube

【聴解対策】問題3を徹底分析しました【日本語教育能力検定試験Ⅱ】音声対策 - YouTube

【聴解対策】問題4を徹底分析しました【日本語教育能力検定試験試験Ⅱ】音声対策 - YouTube

 

 

megane

聴解問題 苦手な方必見!【音声】【日本語教育能力検定試験】 - YouTube

聴解問題_問題1の解き方ヒント【音声】【日本語教育能力検定試験】 - YouTube

聴解問題_問題2の解き方ヒント【音声】【日本語教育能力検定試験】 - YouTube

聴解問題_問題3の解き方ヒント【音声】【日本語教育能力検定試験】 - YouTube

聴解問題_ 問題4の解き方ヒント【日本語教育能力検定試験】【音声】 - YouTube

聴解問題_ 問題5の解き方ヒント【日本語教育能力検定試験】【音声】 - YouTube

聴解問題_ 問題6の解き方ヒント【日本語教育能力検定試験】【音声】 - YouTube

 

 

 

 

 

 

 

教室活動・教授法・試験評価

日本語教育スタンダード source: www.jfstandard.jpf.go.jp/top/ja/render.do

 



 

 

コースデザイン (誰に、何を、どのようにに教えるかを計画すること)

目標・知識・技能 ~できる

 

①調査分析→②計画→③実行→④評価

 

①調査分析
・ニーズ調査 (学習目的、技能、場面、目標)

・レディネス調査 (内的条件、外的条件、年齢・国籍・母語・職業など)
・目標言語調査,学習者はどんな日本語が必要か
・使用言語調査,学習者はどんな日本語を使っているか

 聞き取り調査,実体験,録画・録音,語彙リスト

②計画
・コース目標 (CanDo)設定
シラバスデザイン(なにを教えるか。構造、機能、場面、話題、技能、課題)先行、後行、プロセス
・カリキュラムデザイン(いつ、どれくらい、どの流れで教えるか)

 到達目標、時間割、学習項目の配列、教授法、教材、教具、教員の決定

 

  隠れたカリキュラムとは、「教育する側が意図する、しないに関わらず、

  学校生活を営むなかで、児童生徒自らが学びとっていく全ての事柄」を指す。
・教授法、教材

③実行
・導入、理解すること。学習者が理解できる既習文型、語彙を使う
・基本練習、覚えること。パターンプラクティス。反復、代入、変換、応答、結合、拡張練習
・応用練習、使えること。ロールプレイ、タスク達成

④評価 教師の成長
・自己研修型教師 自ら教師力向上
・内省的実践家  振り返り改善、成長

アクションリサーチ自分の授業を撮影で振り返る。同僚からのFBもらう

ジャーナル 授業記録(気づき、感想、反応など)
ティーチングポートフォリオ(振り返り文、コメント) 

 

シラバス

カリキュラム

教案=台本、担当、日時、流れ、目的、教材、母語、出身。授業をイメージできるモノ

 

 

 

ビリーフ 経験に基づく価値観、思い込み含む、
適正処遇相互作用(教師、学習者の相性。学習者の適正にあった指導方法でより高い効果が期待できる。個別指導の理論的背景)

言語適性
・音韻処理能力(未知の音声の識別、記憶)
・言語分析能力(文法を帰納的に理解する)
・記憶力

外国語適性診断テスト (Modern Language Aptitude Test)
①音韻符号化能力(音→文字)
②文法的敏感性
帰納的言語分析能力
④記憶力

 

補習授業校は、現地の学校や国際学校(インターナショナルスクール)等に通学している日本人の子どもに対し、土曜日や放課後などを利用して国内の小学校又は中学校の一部の教科について日本語で授業を行う教育施設

 

日本語指導が必要な児童生徒
・入り込み授業
・取り出し授業(同学年でまとめる)

 

外国人児童生徒のためのJSL対話型アセスメントDLA

 

 

ストレス←コーピング
危機介入

ソーシャルサポート
道具的(物やサービス)
・情緒的(共感、勇気づけ)
・情報的(アドバイス、知識)
・評価的(肯定的評価)

ピア・サポート
ソーシャル・サポート(公的機関など)

 

初級 N4~5、A2~1基礎段階の言語使用者

①言語知識(文法・語彙・発音・表現)帰納
②コミュニケーション

導入(わかる) 基本練習(おぼえる) 応用練習(つかえる)

 

新しい学習項目を導入するときは、その学習項目の意味が辞書を使わなくても推測によって分かるような作りにするのが望ましい

 

場面設定、写真、絵カード、身振り手振り、表情などビジュアルで。
考え、気づき、言語の形と意味を一致させる。板書

 

パターンプラクティス(発声、記述)文字カード

反復・代入・変換・応答・結合・拡張練習

 

実際の場面想定、談話、ロールプレイとモデル会話との比較、タスク達成

制限作文アプローチ(指定文型)
ガイデッドコンポジション(解答が作文になる)

 

中上級

内容重視

オートノマスラーニング(自立学習)
ピアラーニング(協働学習)

正統的周辺参加 Situated Learning Theory


・多技能統合型 CBI CLIL
 インタビュー
 プロジェクトワーク
 ディスカッション
・書く技能
 プロセスアプローチ

 新旧レトリックアプローチ
 テーマ設定、推敲、ピアレスポンス
 パラグラフライティング→アカデミック
 段落を理論的に展開。読みやすさ。構成、形式

 発話プロトコル法 発話内容=思考内容
・談話能力 ターンテイク・イールディング
 ロールプレイ 情報差、選択権、反応
 タスク先行で実施後モデル会話との比較
・ディスカッション
 討論形式、個人的なテーマは避ける、建設的、人格との切り離し
・プレゼンテーション
 構成、情報提示の方法、情報量
・スピーチ
 フォーマル、メモ・原稿の準備、
・聞く技能
 ジグソーリスニング 複数人で各部分を聞いて、グループで再生する
 タスクリスニング
 シャドーイング(同時発声)
 リピーティング(一文ごとにくりかえす)
 ディクテーション(文字起こし)
 ディクトコンポ(ディクテーションの続きの文を考える)
 ディクトグロス(短い文を聞く、各自メモ、文章再生、ピアで再生)

・読む技能(中上級はトップダウン、初級はボトムアップ
 ジグソーリーディング
 スキミング
 スキャニング
 速読・多読・精読

 

 読解に活用されるスキーマは、形式スキーマと内容スキーマ
  形式スキーマ    テキストの文章構造、言語形式。論文、説明文、小説、

         等の文章構造、展開や形式の違いに関する知識
  内容スキーマ    社会・文化的な背景知識



 

外国語教授法

 

フォーカスオンフォーム FonF コミュニケーションや意味のやり取りを重視しながら、

           言語形式にも注意を向ける。タスク中心の教授法、CLIL
 意味交渉、明確化要求、確認チェック、理解チェック
 プロンプト
 リキャスト

 インプット強化 ポイントを太字、下線、色、フォントを変えるなどして強調
 インプット洪水 特定の言語形式への接触を増やすタスク
 意識高揚タスク インプットの中で言語形式に気づくようなタスクを設定
 タスクの複雑さの操作 難易度の調整

フォーカスオンフォームズ 言語形式を重視 文法訳読法、オーディオ・リンガル・メソッド
 コミュニケーション力がつかない

フォーカスオンミーニング コミュニケーションを重視 

 コミュニカティブ・アプローチ、ナチュラル・アプローチ。正しい文法が身につかない

 

 

 

 

文法訳読法

ナチュラル・メソッド Kids lesson (direct method)

サイコロジカル・メソッド(グアンメソッド)Gouin series: Morning Routine

ベルリッツメソッド The Berlitz Method - YouTube

直説法 オーラル・メソッド What is Oral Method? - YouTube

 

行動主義(意味・文法主義)
FonFs
アーミーメソッド What is Army Specialized Training Program (ASTP)? - YouTube

 


オーディオリンガルメソッド The Audio Lingual Method - YouTube


コミュニケーション能力の育成(概念・機能主義)
FonM

コミュニカティブ・アプローチ Language Teaching Methods: Communicative Approach

コグニティブ・アプローチ(認知学習論)母語で文法規則と学習者の創造性を重視した演繹的な教授法

Second Language Acquisition - Three (Cognitive Theory) - YouTube

ナチュラルアプローチ The Natural Approach (Krashen) - YouTube

TPR  Total Physical Response (TPR) - Teacher Training film no. 8

サイレント・ウェイ Language Teaching Methods: Silent Way - YouTube

CLL Language Teaching Methods: Community Language Learning - YouTube

サジェスペディア   Language Teaching Methods: Suggestopedia - YouTube


FonF
CLIL

学習者の目標言語で教科を学ぶ、Content(科目内容)、Communication(言語力)、Cognition(思考力)、Community(協同学習)、Culture(異文化理解)


タスク中心の教授法

 

書く技能
制限作文アプローチ
ガイデッド・コンポジション
中級以降は
プロセス・アプローチ(推敲を重ね書き進める)
パラグラフ・ライティング(読み手にとってのわかりやすさ)

協働学習ピア・レスポンス


聞く技能
ボトムアップ処理(言語知識)
トップダウン処理(背景知識、文脈をもとに予測、推測しながら仮説検証))
両者を合わせた相互交流モデル
ディクトグロス 教師が読んだ内容をメモ。協同作業で文章を復元
ディクトコンポ 続きを考えて書く活動

読む技能
トップダウンボトムアップ、相互交流モデル
スキャニング、スキミング、多読、ピア・リーディング

ジグソーリーディング

 

オートノマスラーニング(自立学習)
ピアラーニング(協働学習)

正統的周辺参加

 

 

教室活動

教育資源
人的リソース    ヒト クラスメイト、教師、友人、地域住民
社会的       地域、職場、学校のサークル活動
物的     モノ ニュース番組、美術館、新聞、教科書、展覧会

 

シャドーイング English Shadowing - Learn English with Kate Middleton

・プロソディシャドーイング(聴こえた音声の復唱に集中)
・コンテンツシャドーイング(音声と意味に集中)

 

ティーチャートーク

・一般的な語彙をつかう
・既習文型
・ポーズを入れたりはっきり発音
・短文で短く
・文法的に簡単
掲示質問

 

 

IRE/IEF型

クローズドクエスチョン Yes/No 選択式

オープンクエスチョン 自由に回答できる

ディスプレイクエスチョン(提示質問) 質問者が答えがわかっている これはなに? 鉛筆。

 初級向け

レファレンシャル・クエスチョン(指示質問)質問者が答えがわからない。昨日なにした?

 コミュニケーション重視、現実世界ではほぼ指示質問

 

訂正フィードバック
暗示的
・理解確認    自分の理解が正しいか確認        正用を提示するインプット誘発型
・リキャスト     正しく言い直す            正用を提示するインプット誘発型
・明確化要求 理解できなかったことを伝える        自己訂正を促すアウトプット促進型(プロンプト)
・繰り返し 間違ったまま、そのまま繰り返す         ditoo
明示的
メタ言語的FB 文法の説明や情報で、間違っていることを教える   ditoo
・誘導 途中まで文を与えて、正しい言い方を引き出す    ditoo
・明示的訂正 間違いがあることを指摘して、正しい言い方を提示する 正用を提示するインプット誘発型    

ESL 6 Corrective Feedbacks | Teacher Dan Tutorials - YouTube

 

訂正フィードバック、

リキャスト

 

KR情報 学習者への結果に対する評価の一つのフィードバック Knowledge of Result

付加のストラテジー 学習者が決まった言語形式を付加してしまう誤用 おもしろいな場所に行きました

 

教材

主教材 教科書、生教材

副教材 ワークブック、問題集、ワークシート、タスクシート、ロールカード、ハンドアウト

教具 絵カード、絵パネル、文字カード、フラッシュカード、写真、レアリア ビジュアルエイズ

 

レアリア 語彙の導入で理解の誤差をなくす

オーセンティックマテリアル 雑誌、駅のアナウンスなど

 

新聞 語彙(レアリア)、読解(オーセンティックマテリアル)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

認知

 

認知スタイル COGNITIVE STYLES: FIELD INDEPENDENCE & DEPENDENCE-PERCEPTION

 場依存型 俯瞰的な認知、コミュニカティブ
 場独立型 規則、文法項目への注意を好む
 全体型
 順序型


ビリーフ 信念、考え方、
適正処遇相互作用(教師、学習者の相性)

 

統合的動機づけ
道具的動機づけ

内発的動機づけ
外発的動機づけ

メンタル・レキシコン
キーワード法(発音が似ている母語との関連化)

 

ARCSモデル 学習意欲向上への動機付けのモデル。学習意欲を高める要素を、「Attention(注意喚起)」「Relevance(関連性)」「Confidence(自信)」「Satisfaction(満足)」の4つとしている

 


p230

インプット強化 太字、下線、色を変えて目立たせる
インプット洪水 繰り返し集中的インプット
意識高揚タスク インプットから文法法則に気づくようなタスク


最近接発達領域 スキャフォールディング 

Zone of Proximal Development and Scaffolding EXPLAINED!

プロジェクト型学習 課題(タスク)に協働で仮設、問題解決への活動に能動的に取り組む

KJ法 カードをグループでまとめて図解、まとめていく(ブレーンストーミング
KWL法 知っていることKnow, これから知りたいことWhat, 結果、学んだこと Learn
ジグソー法 グループで異なる情報、理解する。異なる情報をもったメンバーで再グループ化し内容を教える

 

 

 

 

 

 

 

評価・試験

言語 文法・語彙・文字テスト
技能 作文・会話・読解・聴解テスト
目的 到達度・熟達度
採点 主観・客観
運用 紙筆・パフォーマンステスト

 

到達度評価
・形成的評価(中間テスト、小テストなど)
・総括的評価(期末、卒業、修了試験)
熟達度評価
・診断的評価(クラス分け)
・認定評価(日本語能力試験JLPTなど)
選別評価(入学試験など)

相対評価(集団内で比較)
絶対評価(学習目標の達成度を一定基準で評価)
・到達度評価(目標基準で合不合格判定)
・個人内評価(個人の進み具合)
ポートフォリオ評価
・自己評価、ルーブリック
・作文、スピーチ、テストの解答
学習者と教師の共同評価
過程重視で変化を全体的な視点で評価する

用途
・適性テスト
・組分けテスト(問題をだんだん難しくしていく)
・到達度テスト
・熟達度/認定テスト

結果の解釈
・集団基準準拠テスト(入学試験)相対評価、能力比較、得点差が出るような設計
・目標基準準拠テスト、絶対評価,100点もあり

採点方法
・客観テスト、マーク式、○×クイズ、 まぐれ、作問大変、断片的
・主観テスト、総合的な判断ができる。採点者の主観に左右される、採点が大変
 総合的測定法 総合判断
 分析的測定法 評価項目ごとに採点 ルーブリック

 

客観テスト
再認形式
①新偽法
②多肢選択法
③組み合わせ法
④再配列法
再生形式
①単純再生法 (穴埋め)
②訂正法
③完成法 (下線部へ書き入れ文を完成)
④質問文作成法
⑤質問法 (質問への解答)
⑥指示法、転換法
⑦連想法
⑧綴り法
⑨クローズ法 (空欄穴埋め)

主観テスト
①作文、小論文、要約
②会話、スピーチ、プレゼン、ロールプレイ

 

・パフォーマンステスト、直接テスト(実技) 時間、労力がかかるため小規模
・項目別テスト 特定分野、領域に絞ったテスト。


テストの
①妥当性 聴解知識に特殊知識が必要など本来測るべき能力を測っているか
 内容(試験範囲)、基準関連(結果が基準と高い相関性があるか)、
 構成概念(理論との矛盾がないか、どんなことがを測るのかが事前説明があるか)
②信頼性 同じ条件で、同じテストを行った場合、だれが何回測定しても結果に安定性、

 一貫性があること。 再テスト法、並行テスト法で検証
③真正性 現実味のある内容。実際に使える内容
④有用性 時間、道具、設備など経済的合理的な実施が可能か

 

後光効果 評価対象外のこと(字が綺麗とか)が影響
ラベリング効果 学習者への印象、先入観や思い込み
系列効果 駄目な答案の後にまともな答案を高く評価してしまう、その逆
中心化傾向 高くも低くもない無難な評価になる
寛容効果 個人的感情、採点者の疲労で採点が甘くなりがち
対比誤差 絶対基準ではなく自分もしくは誰かと比べてしまう


古典的テスト理論(正答率、素点方式、偏差値方式) 素点
複数の項目に対する結果を総合したテスト得点(テストの総点や尺度得点)に関する統計的理論と分析

項目応答理論は、複数の試験の難易度を同等と見なせる 得点等化
テストの項目に対する反応(正誤、選択肢など)を各項目ごとに分析

 

学習者の誤用コレクション

非文 文法的な誤りで成立しない文

 

脱落    すべきところに使用していない
付加    してはいけないところに使用
誤形成    「したがって」を「たしがって」にするなどの形態的な誤り。
混同    助詞「は」と「が」、接続詞「そして」と「それで」など
位置    文中での位置がおかしい
その他    

 

ミステイク 言語運用の失敗。母語話者でも起こる
エラー   言語能力の欠如。繰り返す
  グローバル・エラー
  ローカル・エラー

言語間エラー(母語の干渉)  一緒に行きたいですか?
言語内エラー 過剰般化 寒いでした
     簡略化  あなたラーメン食べる?


逆行 できてたのに出来なくなった
U字型発達 はじめは正しく使えたのに、誤りが増えてまた減っていく

有標性差異仮説(エックマン)目標言語と母語の差が大きいほど習得しづらい

What is markedness in linguistics? - YouTube


誤用分析 → 中間言語分析(セリンカー)誤用は学習プロセスで必然的なもの

Interlanguage and Language Teaching - YouTube

化石化


文法の正確さ

語の選択

文章・談話の適切性

語用論的な適切性 (先生は、行きたいですか?)

 

 


あ  ナ 子音の挿入
え イ 舌の高さ
お ウ 舌の高さ、舌の丸め

 

か ク 舌の高さ
が か゜
きゅう チュー
きょ チョ

ぎ チ 調音点、調音法

 

げ キ  声帯振動、舌の高さ
け キェ

こ キョ 調音点


さ シャ
ざ チャ
さ ツァ
ざ ジャ
しゃ チャ
しゅ シ  舌の前後位置

しゅ ス  調音点
し チ   調音法

じ イ 子音の脱落
じぇ チェ
しゅ チュ
じゅ ユ  調音点・調音法
じゅ ジ
す シュ 調音点
ぜ ジェ
そ ショ

だ ナ
ち ティ 調音点、調音法
ち ツ 調音点、舌の前後位置

ち ヂ 声帯振動の有無、調音法
つ チュ
つ トゥ
つ ス
づ ジュ
と ツォ 調音点
ど ロ  調音法

な ラ
に でぃ

に ネ 調音点、舌の高さ
にゅ ヌ
にゅ リュ
に ギ
にゅう ギュウ
ね ニェ
の ド


み ビ
みゃ ビャ
みょ ビョ
む ブ

 

は ワ 調音点、調音法
ひ イ 子音の脱落

ふ ブ 声帯振動の有無
ほ オ

 

ば マ 調音法

 

や ザ
ゆ ズ
ゆう ニュー
よ ゾ
よ ニョ
よ ジョ


ら ラ l
ら ナ
わ ヴァ
わ おぁ 
んよ ニョ

 

 

 

 


子音添加
促音添加 「せつめい」というべきところを、「せっつめい」
連声の誤り
連濁の誤り「うでどけい」が「うでとけい」
当て字の読み方の誤り
熟字訓の読み方の誤り 紅葉 こうよう もみじ
拍の長さ 「じゅうどうぶ」が「じゅどうぶ」 「おんなのこ」が「おなのこ」「して」が「しって」「調査」を「ちょさ」


名詞とナ形容詞の混同  元気の(正:な)人、病気の(な)人
動詞とナ形容詞の混同  きれい(な)した 「盛んです」が「盛んでいます」
動詞とイ形容詞の混同  「違います」が「違いです」
イ形容詞とナ形容詞の混同 「黒いコート」が「黒いなコート」「きがるく聞いてください」
イ形容詞とナ副詞の混同
形容詞と副詞の混同


他動詞と自動詞 「を減らすべき」が「を減るべき」 「メールが届いた」が「メールが届けた」
他動詞の受身形と自動詞の混同
自動詞の使役形と他動詞の混同
動作動詞と状態動詞の混同
動詞と副詞の混同
動詞と名詞の近藤

尊敬と謙譲の混同 お客様は昨日、参られました
意志動詞と無意志動詞の混同

終助詞と接続助詞の混同
格助詞と係助詞の混同
並立助詞と間投助詞

間接受身と直接受身の混同
受身形と使役形の混同


れ足す言葉
さ入れ言葉
ら抜き言葉

状態動詞の誤り
動作動詞の誤り
補助動詞の誤り 「届いていませんか」が「届いてありませんか」
自動詞の誤り
助動詞の誤り 「飽きません」が「飽きられません

取り立て助詞の誤り
並列助詞と格助詞の誤り
並列助詞と接続助詞の誤り
ナ形容詞の接続の誤り

従属節の誤り
並列節の誤り
内容節の誤り
引用節の誤り


補助動詞の活用/用法
形容詞
連体詞
動詞
助詞
複合動詞の
形式名詞
複合助詞の 「によると」が「によって」


謙譲語と尊敬語の誤り
丁寧語と尊敬語の誤り
謙譲語Ⅰと謙譲語Ⅱの誤り
謙譲語Ⅰの尊敬語化/混同
謙譲語Ⅱの尊敬語化

 

スピーチスタイルの誤り
ポライトネスの誤り
ダイクシスの誤り

無声化が起こっていない
転音が起こっていない  「あめ」と「かさ」が合わさり「あまがさ」
連濁が起こっていない  「ごみ」と「はこ」があわさり「ごみばこ」
連声が起こっていない いん」と「えん」が合わさり「いんねん」
音位転換 「ふんいき」が「ふいんき
逆行同化

 

テンス
アスペクト 財布が落ちていますが財布が落ちてあります 
モダリティ 「行きます」が「行くそうです」
ダイクシス
縮約形

副詞の誤り
助詞の誤り 「無理はありません」が「無理がありません」
助動詞の誤り
形容詞の誤り

副詞の呼応
否定の呼応
主語と述語のねじれ 「現在の課題は、労働条件を変えていきます。」


受身表現の誤り/不使用/付加 「失われていきました」が「失っていきました」「派遣されて」が「派遣して」
使役表現の誤り
尊敬表現の誤り


可能表現の誤り
授受表現の誤り 「貸してくれてありがとう」が「貸してありがとう」「お返しします」が「お返ししてあげます」
依頼表現の誤り
謙譲表現の
受身表現の
待遇表現の誤り
引用表現の誤り
接続表現の誤り

形式名詞

連用修飾
連体修飾

付帯状況

 

 


数量詞の用法
従属節の制限

 

 

コソアドの文脈指示
 こ これから発言する。これは秘密だよ。
 そ 発話の直後に使う。それってパワハラ発言だよ
 あ 両者が知っている。あの本どこいった?車の中にあったよ

敬語
 尊敬語 いらっしゃる、おっしゃる
 謙譲語Ⅰ 伺う、申し上げる
 謙譲語Ⅱ 参る、申す、いたす
 丁寧語 です。ます
 美化語 お酒、ご飯

テンスとアスペクト
 テンス 時制
 アスペクト 動作の段階、局面

助詞
 を(通過、対象)
 に(帰着点、出どころ)
 で(理由、手段)

形式名詞(の、こと)
 交代が可、不可

 

 

第二言語習得、コミュニケーション、異文化接触

構造主義言語学ソシュール)言語を記号とみなす

source: Ferdinand de Saussure and Structural Linguistics

 

能記(シニフィアン)形
所記(シニフィエ)意味
恣意性
線条性
ラングとパロール
通時態と共時態

 

ヤコブソンの言葉の機能6分類
 主情的機能   相手に気持ちを伝える。感嘆詞、間投詞
 詩的機能    メッセージ。音の響き、リズム、俳句、、しゃれ、早口言葉など。
 働きかけ機能  相手に訴え、行動させる・命令、依頼、禁止、要請など。
 交話的機能   人間関係。挨拶、相槌、会話など。
 指示的機能   出来事の描写。雨が降っている
 メタ言語的機能 言葉そのものを語る

 

言葉の仕組み
 音声
 語(文節、水・湯→Water。世界の切り分け方が異なる)
 テクストの構造
 テクストの文脈上の意味(電話がなっているよ)
 文字、表記

 

形態素→意味を持つ最小の言語単位

 自由形態素 単独で使用可能。お茶の茶
 拘束形態素 不可。お茶のお、書く(語幹書+語尾く)書だけは不可

       動詞や形容詞の語幹は「内容形態素

 内容形態素 具体的な内容をあらわす形態素 書くの書
 機能形態素 文法的な機能をもつ形態素 く

 


二重分節性 形態素・音素

'Duality' as a Property of Language (Lecture-7) - YouTube

第二言語習得

普遍文法・生成文法と言語獲得装置(チョムスキー

noam chomsky on universal grammar and the genetics of language with captioning - YouTube

対象への注意を他者と共有することを共同注意と言います。
 大人が視線を向けたり、指を指した対象を子どもも注意し、これによって言葉を学んでいくとされる

 

 

臨界期仮説(レネバーグ)

Lenneberg Critical Period Hypothesis /Language Acquisition - YouTube

言語の獲得には年齢限界があると提唱した仮説。人間は,乳児期から思春期(11~12歳)までの成熟期間を過ぎると,母語話者並みの言語を獲得できなくなるという年齢限界がある

 

カミンズ(敷居理論)

Principles of Bilingual Education, 11 minutes - YouTube

 均衡、バランス型、認知にプラス

 偏重、片一方が年相応

 限定的バイリンガル、ダブルリミテッド、認知にマイナス

 

獲得型(同時、連続) 子供の時
達成型        おとなになってから

 

生活言語能力(BICS)学習言語能力(CALP)

 

分離基底言語能力モデル(風船説)
共有基底言語能力モデル(氷山説)

 

サブマージョン 少数を多数に漬け込む

 例)外国人が日本の小学校で学ぶ


イマージョン 第二言語で教科内容を指導

 例)日本人が調布のインターナショナルスクールへ通う

 

ダイグロシア

ポリグロシア

 

言語計画 ①席次計画②実態計画③普及計画

 

インプット仮説(クラッシェン)

Stephen Krashen on Language Acquisition - YouTube

・習得・学習仮説
・習得順序仮説
・モニター仮説
・インプット仮説
・情意フィルター仮説

 

ミステイク(不注意による間違え)
エラー(理解、能力不足による間違え。ローカル、グローバル)

 

アウトプット仮説(スウェイン) 

 理解可能なインプットだけではなく、相手に理解してもらえるアウトプットも必要
  気づき。言いたいことと言えること
  仮説検証。相手からのフィードバックで自分の中間言語を仮説検証できる機会になる
  メタ言語。自分のアウトプットの検証で言語形式に注意が向く

 

気づき仮説(シュミット) 

 インプットした言語項目が習得に結びつくためには内容だけでなく、言語形式に注意が必要

 

 

 

記憶の二重貯蔵モデル

VCE Psychology - Atkinson-Shiffrin's Multi-Store Model of Memory - YouTube

・感覚記憶 目や耳から入ってきた情報数秒程度

 視覚記憶 1/3秒 聴覚記憶3~10秒 触覚記憶1~2秒

・短期記憶7±2、10~20秒

・ワーキングメモリ 符号化して長期記憶に転送
・長期記憶(宣言的 意味、エピソード 手続き的記憶 。明示・暗示)
生成効果、体制化、チャンキング、精緻化、維持リハーサル

外国語副作用

 言語活動は言語処理と思考が同時に処理されるため、不慣れな外国語では思考力が低下する

 

 

記憶の定着 強度x頻度

 

 

言語学習ストラテジー

Language Learning Strategies (Memory Strategy) - YouTube


 直接ストラテジー
  ・記憶
  ・認知
  ・補償
 間接ストラテジー
  ・メタ認知
  ・情意
  ・社会的

 

コミュニケーション能力(ハイムズ、カナルとスウェイン)

Communicative Competence in SLA - YouTube

・文法能力
・社会言語学的能力
・ストラテジー能力
・談話能力

 

ストラテジー能力(タローン)

Communication strategies - YouTube

①回避②言い換え③母語使用、意味的転移④援助要求⑤ジェスチャー

 

インターアクション仮説(ロング)

EDUC367: Chapter 4: Interaction Hypothesis & Comprehensible Output Hypothesis - YouTube

意味交渉

・明確化要求(お前の話をはっきりさせろ)
・確認チェック(俺、理解できてる?)
・理解チェック(俺の話わかってる?)

 

アコモデーション理論

Howie Giles on Communication Accommodation Theory - YouTube

相手に近づけて話すコンバージェンス(収束)と、相手と距離を取るダイバージェンス(分岐)がある

 

ポライトネス理論(ブラウン&レビンソン)

Politeness Theory - YouTube

会話の参加者がお互いのフェイス(自己決定・他者評価の欲求)を侵さないために行う言語的配慮
・ポジティブ・フェイス(かまってくれよ)
・ネガティブ・フェイス(ほおっておいてくれよ)

 

古典的学習とは  知識の習得
状況的学習 正統的周辺参加を通して学習

 

アサーティブコミュニケーション 相手を尊重しながら適切な方法で自己表現をすること

 

5 Tips to Make Assertive Communication Easier and More Effective

 

 

 

The 3 Models of Communication - YouTube

直線的・意見、理由を論理的に説明
石畳的・必要な情報に言葉をまとめ言葉を尽くす
螺旋的・相手が察してくれ婉曲的
飛び石的・言葉は少なめ場面、状況で伝わる部分は言語化されない

 

非言語コミュニケーション

Types of Hand Gestures in Nonverbal Communication - YouTube

①エンブレム(表象動作) 特定集団での共通認識、指で丸を作ってお金、シーっつとか

イラストレーター(例示動作) 身体動作、絵文字とか こーんな大きな魚が釣れたよ

③アフェクトディスプレイ(感情表出動作) 表情や動作で感情表現

④レギュレター(言語調整動作) 目をそらして興味ないとか、相づちや前のめりで興味あるとか

⑤アダプター(適応動作) メッセージのない動作。貧乏ゆすりとか

 

 

スキーマ 既有知識のまとまり
スクリプト 台本 一連の順序・流れ

トップダウン 既有知識を使って予測、推測しながら理解していく
ボトムアップ それぞれの語の意味、理解を積み上げていく

 

パラ(補助)言語 声の大きさ、速さ、ポーズ、イントネーションなど言葉以外の情報
メタ(超越、高次)言語 言葉を説明する言葉

 

 

会話分析

グライスの協調の原理

Explained: Grice's Cooperative Principle - YouTube


 量・質・関係・様態

発話行為(オースティン)

Speech acts: Constative and performative - Colleen Glenney Boggs - YouTube


 発話(発語)行為   何らかの発話
 発話(発語)内行為  発話で意図を伝えようとすること
 発話(発語)媒介行為 相手が何らかの行動を起こすこと

 

談話 Discourse Analysis 101: What Is It & When To Use It (With Examples)

 一貫性 話題・テーマが一貫していること

 結束性 語と語、文と文が意味的に繋がっていること

 

 注釈表現 (メタ言語表現) とは、文章・談話において、

 「自分あるいは他者の言ったこと、これから言うことに言及する表現」
 これから発表します。もう一度、お願いします。もう一つ質問があります。

 質問ないようですから、本日のスピーチは終わります。

 

ターン・テイキング
 ターン・イールディング(譲る)
 発話の順番の移行適切場所(transition-relevant-place)
 共同発話、同時発話(オーバーラップ、割り込み)
 繰り返し

 

直接話法 先生は「静かにしなさい」と怒った
間接話法 先生は静かにするようにと怒った

 

交渉会話(処理)・交流会話(関係の維持)

 

語用論的転移 文法的には間違っていないが、母語の影響を受けた不適切な表現
談話標識 会話の流れを変える合図。あのぉ、ところで、では、

 

Discourse Analysis - YouTube

優先応答、相手の期待通りの返答
非優先応答
肯定応答、
否定応答、
回避

 

コードスイッチング 相手に合わせて言語や態度を変えること

   会話的コードスイッチング (話題の導入や、補足でもう一つの言語を使用)
   状況(会話)的コードスイッチング (英語話者が来たので会話を英語に切り替える)

   暗喩的コードスイッチング (親にわからない若者言葉)

     

 

 

異文化接触

 

異文化トレーニン

講義形式(大学モデル)
自己学習(カルチャー・アシミレーター)
体験学習(グループ討議、DIE)
シミレーション(バーンガ、バファバファ、エコトノス、アルバトロス)

"Barnga" - An intercultural simulation game - YouTube

Bafa Bafa - YouTube

The Albatross Skit - YouTube

 

 

High-Context and Low-Context Cultures - YouTube

 

The Cultural Iceberg - YouTube

大文字Cの文化(見える文化) 絵、建築物、小説、アニメ、着物、料理
小文字cの文化(見えない文化) 価値観、生活習慣、時間間隔、行動規範、国民性


対人葛藤解決方略

Conflict Management Styles - YouTube

Source Power Strategies in Interpersonal Relationships | Semantic Scholar

直接・双方向                          間接・双方向
(取引、話し合い)                       (示唆やヒントの暗示)
直接・一方向                          間接・一方向
(依頼・要求)                          (否定的感情、沈黙、無視)

 

 

 

スティグマ
ステレオタイプ
偏見
差別

接触仮設

 

 

 

ジョハリの窓

The Johari Window: A Simple Explanation You Can Apply To Your Team - YouTube

開放・盲点・秘密・未知

 

Uカーブ仮説

Culture Shock and The Cultural Adaptation Cycle [What It Is and What to Do About It] - YouTube

・ハネムーン・ショック・回復・適応

 

 

文化変容モデル

John Berry – How Shall We all Live Together? - YouTube

統合・同化・離脱・周辺化

 

自文化中心主義
文化相対主義

 

コノテーション 言外の意味、含蓄、含有
デノテーション 文字通りの意味

 

日本語・教育・政策史・在留、統計

単なる暗記モノになりがちな人物名や歴史語句は、その時代背景も含めて流れで抑えるとイメージがわいて面白いぜ。

 

言葉、文字と文明

動物も言葉を持つようだ、交尾の相手見つけるべく美しい声で誘う鳥さんとか。ミツバチダンスとか。種の保存を目的として生得的にプログラムされたそれぞれの種族の通信プロトコルとしての言葉があるのはイメージできる。言語としては、抽象的なコトとか時間的な概念など眼の前で起こってりないことを対象とする「超越性」はなさそう。

 

少なくとも文字を書くということは人間のみに備わった能力のようだ。その文字の機能のお陰で人間社会が大きく発達した。文字の機能は①知識の貯蔵と伝達をより正確により広範囲に行うこと(文字の記録性)②テキストによる前後自在な検討を可能にし抽象的・分析的思考を育んだ。文字とは外付けHDD。世代を超えてデータを蓄積、正確に引き継いでいける

 

文明は文字の発明によって発達・記録されてきた。少なくとも文字の観点では日本文明は中華文明から派生した。

 

上古、中世

 

 

 

 

漢字
・甲骨文字(殷)→金文(殷周)→篆文(秦)→隷書(漢)→楷書(南北朝、隋唐)=現代の漢字

六書
①象形 
②指示 抽象的な概念(数字、位置など)を点と線で文字化したもの
③会意 漢字の組み合わせ 林 森
④形声 意味と音声の組み合わせ 漢字の6割以上 湖 法 駐
⑤転注 漢字本来の意味を転じて他の意味に転用 楽
⑥仮借 当て字 巴里

 

初級漢字 300~400
中級    700
上級    1000

 

国字(和製漢字) 1500字以上あり おもに訓読みのもの
訓読み 峠、榊、畑、辻、
音読み 働、鋲、膵、腟、腺

 

音読み  行    明
呉音   ギャウ  ミャウ  5~6世紀の中国南部の揚子江下流域(南京、上海)の発音 朝鮮経由
漢音   カウ   メイ  7~8世紀の遣唐使や留学僧らによってもたらされた唐の都・長安の発音
唐音   アン   ミン  宋元明禅宗の僧や貿易商人によってつたえられた中国音

音読みの見分け方は、うんちくきつい

 

万葉仮名 漢字の音を借用(仮借)して用いられた文字 安以宇衣於

平安時代

平仮名  万葉仮名を簡略化したもの(女性が使う)   あいうえお 

片仮名  漢字の一部で表した(男性が使う)      アイウエオ 阿以宇江於

 

音節文字 かな 一音節を一時で表す文字
音素文字 アルファベット 音素が表記の単位である文字
表意・表語文字 漢字 一つ一つの文字が一つの単語や形態素を表す

 

係り結び (現代では消失)
係助詞
は・も→終助詞
ぞ・なむ・や(は)・か(は)→連体形 聞かでなむ ありける。
こそ→已然形 男は〈この女をこそ得め〉と思ふ。


ぞ・なむ(ん)・や・か・こそ。こそは已然形

 

音韻・音声

平安時代 ハ行転呼 ぱ→は

     穏便 撥音便、促音便、イ・ウ音便の発生

江戸時代 四つ仮名の区別が消滅 じ・ぢ・ず・づ

 

 

 

 

鎌倉時代(1210年代) 定家仮名遣

1693 契沖仮名遣ひ

明治時代 歴史的仮名遣ひ ゐなか をとこ かは もみぢ ニッカウヰスキー

 

 

 

言文一致

二葉亭四迷 浮雲
山田美妙 です。ます ー 敬体
尾崎紅葉 だ・である調 ー 常体

 

1946 現代かなづかい 原則

1954 ローマ字のつづり方

1983 現代仮名遣い よりどころ

 

1991 外来語の表記

 

1886 ヘボン式(英語発音準拠)ヘップバーン
1885 日本式(50音の音韻論)田中舘愛橘
1937 訓令式(内閣訓令)公式
1954(S28) ローマ字のつづり方

    ヘボン    日本    訓令
しゃ    sha    sya    
し    shi    si
じゃ    ja    zya
じ    ji    zi
ちゃ    cha    tya
ち    chi    ti
ぢゃ    ja    dya    zya
ぢ    ji    di    zi
つ    tsu    tu
づ    zu    du    zu
ふ    fu    hu
を    o    wo    o

 

 

日本大文典。ポルトガル語で書かれた文法書17c。通詞ロドリゲス

 

 

四大文法家

山田孝雄 (1873-1958) 東北大教授。情態副詞・程度副詞・陳述副詞の分類。独学のプロ
松下大三郎(1878-1935)国学院大教授。日華学院を創設、中国人留学生への日本語教育

橋本進吉 (1882-1945) 東大教授。学校文法の基礎

時枝誠記(1900-1967) 東大名誉教授 言語過程説 言語は人間の表現活動の一つ

 

三上章 (1903-1971) 象は鼻が長い。主語廃止論

 

日本語教育史 明治維新以降の近代化・帝国主義の時代に大きく進展した

 

内地

森有礼(1847-1889) 初代文部大臣 英語を国語にしようぜ (地方・階層で言葉がバラバラ)

長沼直兄(1894-1973) 文部官僚 日本語教育振興会 問答法(オーラルメソッド)長沼スクール

大槻文彦(1847-1928) 国語学者 近代的国語辞典 言海(1886)を出版

上田万年(1867-1937) 国語学者 東大名誉教授 国定教科書(1903)で標準語を作る

外地

台湾 芝山巌学堂 1985~ 伊沢修二(1851-1917)(官僚) 訳読法

   山口喜一郎(1872-1952) グアンメソッド 日本語教育家 石川師範学校。台湾・朝鮮半島満州

      年少者対象

朝鮮 日語学堂 岡倉由三郎(1868-1936) (英語学者) 訳読法

満州 大出正篤(1886-1949) 日本語教育者 満州で社会人対象の速成式を開発

 

 

菊と刀(1946) 恥の文化
タテ社会の人間関係(1967) 場と上下関係
甘えの構造(1971) 甘えとは、周りの人に好かれて依存できるようにしたいという、日本人特有の感情

 

 

戦後~グローバル化時代へ

 

1948 国立国語研究所設立

1965 日韓国交正常化

1972 日中国交正常化 中国帰国者定住促進/自立支援センター

1980 在中国日本語研修センター

 

 

留学系

1983 留学生受入れ10万人計画 2003達成

1984 日本語能力試験(JLPT)開始

1988 日本語教育能力検定試験

1989 日本語教育振興協会

1996 BJTビジネス日本語能力テスト

2002 日本留学試験

2008 留学生30万人計画 2019達成

2010 就学を留学に一本化

 

労働系

1990 「定住者」として南米日系人の入国

1995 阪神淡路大震災 やさしい日本語の開発

2001 外国人集住都市会議 13都市 浜松宣言

2008 在留資格技能実習労働基準法などの適用

2008 経済連携協定インドネシア

2009 経済連携協定。フィリピン

2009 在留カードの発行(外国人登録制度の廃止)

2012 高度人材ポイント制

2014 経済連携協定ベトナム

2015 在留資格に高度専門職

2016 技能実習に「介護」

2019 在留資格「特定技能」14分野。特定技能2号は、建設、船舶・造船分野

 

難民系

1979 国際人権規約批准

1980 難民条約批准
1982 出入国管理および難民認定

2010 第三国定住難民の受入れ

 

難民認定を受けた場合、在留資格は定住者

インドシナ難民 11,319
条約難民認定数 1,117
第三国定住 250

2022年難民申請者出身国
カンボジア 578
スリランカ 502
トルコ 445
ミャンマー 298
パキスタン 238
計 3772

難民認定202
人道的配慮1706
計1962

 

やさしい日本語
1995 阪神淡路大震災がきっかけ (小学校3年、N3~N4レベル)
   配慮や丁寧さよりも内容が確実に伝わることを重視
NHK News Web Easy
Matcha

 

初等教育機関 小学校
中等教育機関 中学・高校
高等教育機関 大学、院、高専

 

 

 

2019 出入国在留管理庁

 

統計資料まとめ

海外の日本語学習者数(2021国際交流基金) 379万人 教師74,592
①中国106万人
インドネシア71
③韓国47
④オーストラリア42
⑤タイ18
ベトナム17
中等教育50% 高等26% 初等9% その他16%
東アジア45%、東南アジア31%、大洋州12%、北米5%

①日本語そのものへの興味
②アニメ、マンガ、JPOP、ファッション
③歴史、文化、芸術
④自国での就職
⑤自国での進学
⑥日本への旅行
⑦日本での就職
⑧日本への留学
⑨国際交流
⑩科学技術

国内の日本語学習者(2021文化庁国語課)

日本語教育実態調査等 | 文化庁 (bunka.go.jp)

2022 22.0万人  2019 27.8万人

教師 44.030
ボランティア 49%
非常勤 36%
常勤 15%

2764施設
法務省告示校(留学生受け入れ=留学ビザ申請可能な日本語学校)697 25%
大学など547 20%
国際交流協会350 13%
地方公共団体304 11


熟達した言語使用者
C2 聞いたり、読んだりほぼすべてを容易に理解する。自然で流暢
C1 社会、学問、職業上の目的に応じた柔軟で効果的な言葉遣い
自立した
B2 専門分野、抽象的な内容
B1 学校、仕事、娯楽での身近な話題
基礎段階
A2 基本的な個人、家族、買い物、近所、仕事などの場で直接よく使われる
  表現が理解できる。簡単で日常的な情報交換
A1 日常的表現と基本的な言い回し。ゆっくり、はっきりと簡単なやり取り


留学生(2021日本学生支援機構) 24万人

留学生に関する調査|日本留学情報サイト Study in Japan


①大学7.3
②専門学校7.0
③大学院5.3
日本語学校4.1
⑤短大0.2

①中国10.4
ベトナム3.7
③ネパール2.4
④韓国1.4
インドネシア0.6

在留外国人(出入国在留管理庁) R4末

令和4年末現在における在留外国人数について | 出入国在留管理庁 (moj.go.jp)
307.5万人(過去最高、初の300万人超え)
①中国 76.1万人
ベトナム48.9万人
③韓国41.1万人
④フィリピン29.9万人
⑤ブラジル20.9万人
⑥ネパール13.9万人
インドネシア9.9万人

①永住者 86.4万人
技能実習 32.5万人
③技術・人文知識・国際業務 31.2万人
④留学 30.1万人
特別永住者 28.9万人

①東京 59.6万人
②愛知 28.6
③大阪 27.2
④神奈川 24.5
⑤埼玉 21.3

日本語指導が必要な児童生徒(文部科学省)R3

「日本語指導が必要な児童生徒の受入状況等に関する調査(令和3年度)」の結果が確定しました:文部科学省 (mext.go.jp)
計 58307
外 47619
日 10688

 

訪日外国人旅行者数(2019) 入国3188 出国2088 計5196万人

訪日外国人旅行者数・出国日本人数 | 統計情報 | 統計情報・白書 | 観光庁

 

 

 

 

在留資格とは、外国人が合法的に日本に上陸・滞在し、活動することのできる範囲を示したものです。2022年3月現在29種類の在留資格がある


『特定活動(46号・本邦大学卒業者)』は2019年5月に新設された比較的新しい在留資格です。これは、日本の大学を卒業した高い日本語能力を持つ人が、習得した知識や応用的能力のほか、留学生として経験を通じて得た高い日本語能力を活用することを要件として、幅広い業務に従事する活動を認める在留資格です。『技術・人文知識・国際業務』よりも幅広い業務に従事する活動を認められます

 

 

Source : https://visa-nextstep.com/visa/tokuteikatsudou46/

 

 

 

リンク集

 


 

 
Youtube

移動中や外出先のスキマ時間でスマホ片手にサクッと勉強できる。無料なのにクオリティの高さにびっくりかつその情熱に敬意を評したい。日常的に聞いた以下3チャンネルを厳選して紹介する

 

文法・音声学中心、熱意ある授業内容がステキだ。また本物の塾の先生だけあって伝え方がお上手。有料講座が大人気なようだ

 

理論に関する内容が充実、また試験Ⅱ音声問題対策も。歴史、教授法、コミュニケーション理論、待遇表現、文法・品詞など。聞きやすい丁寧なナレーションがステキ

 

理論系中心。各テーマをスライド一枚にギュッとまとめてくれる。オリジナル問題が充実している。この人頭いいよねってのが伝わるわかりやすさ

 

さすが天下の国立国語研究所MRI撮影でのリアルタイム口腔断面図は必見!

 

勉強法に関する参考動画を2本。ギュッとまとめるとインプットと感覚を開けたアウトプット(想起、思い出すことと再言語化)が重要だ

 

 

過去問解説


試験頻出サイト

CLARINET

在外教育、帰国・外国人児童生徒教育等に関するホームページ。

このホームページは、国内外におけるインターネット利用環境がめざましい進展を遂げていることから、文部科学省が中心となって、時間的・空間的な制約を克服した在外教育・帰国児童生徒教育関係の教育相談や情報提供並びに海外にある日本人学校・補習授業校と国内の学校及び日本人学校・補習授業校同士などの情報交換等が行えるような場を、広く一般にも提供していくことを目的としています。

なんだけど、対象読者がよくわからん。教育者向けの政策、統計情報かな?

 


かすたねっと文部科学省総合教育政策局 国際教育課が、帰国・外国人児童生徒教育のために提供する情報検索サイトです。このサイトでは、各都道府県・市町村教育委員会等で公開されている多言語による文書や日本語指導、特別な配慮をした教科指導のための教材等、様々な資料を検索することができます

日本語指導者向け講義動画
日本の小学校生活を説明するアニメ
多言語での
・教科学習教材資料
・学校のお知らせプリント
・学校関係用語検索

 

国際交流基金 JF

一番充実しているね、さすがや。

みんなの教材サイトは、日本語教師のためのウェブサイトです

Can-doとはのページに「JF スタンダードの木」と「Can-doの6レベル」が定義されている

 

tsunagarujp.bunka.go.jp

 

 

試験対策参考サイト